ジェットウォッシャードルツを5年間使用した感想【歯周病予防】

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口の中のケアってそんなに大事なの?

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歯がなければ、ご飯も食べれない。踏ん張れない。笑えない。地獄以外の何物でもない。毎日の歯ブラシだけでは、歯の健康を維持することは難しい。

若くして「口が臭い」なにて言われた日にはメンタルがやられます。人生100年時代、こうならないために。年老いても健康で若々しくいるために。歯の健康を守る事で、明るい未来を手に入れられるジェットウォッシャードルツをオススメしたい。

目次

ドルツ購入のきっかけ

耐え難いほどの強烈な歯痛を経験し、「二度とこんな苦しみを味わいたくない」と身を持って経験したことがきっかけで、オーラルケアの重要性を痛感しました。本当に夜も眠れないほどの痛みでした。悶え苦しみ、仕事の都合で痛みに襲われた当日に歯医者へ駆け込むことはできず、数日間はまさに地獄のような日々でした。

誤解のないように伝えておくと、歯ブラシをサボっていたわけではありません。原因は特定できなかったのですが、長年被せていた銀歯の下で炎症が進行したことが、あの激痛の根源だったようです。

歯医者では「銀歯を取り外して詳しく調べる必要がありますが、原因が特定できなければ、元に戻すだけの処置になる可能性もある」と説明を受けましたが、あまりにも痛かったので「銀歯を取り外していいですし、なんなら神経を抜いても良いです」とすら懇願したほどです。結果的に、銀歯の下の部分の炎症が進んでいたため、デメリットの説明を受けた上で、神経を抜く決断をしました。

神経を抜いたことで、あの悪夢のような激痛から解放された安堵感と、同時にあの痛みを二度と経験したくないという強い思いが、日々のオーラルケアの重要性を自分の心に深く刻み込みました。

どうすれば常に口の中を清潔に保てるのか、インターネットで徹底的に調べていた中で、ジェットウォッシャードルツという一台の口腔洗浄器と出会い、結果的に5年間もの長い間使用し続けることとなりました。

製品概要:ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ71(旧モデル)




5年間オーラルケアを支え続けてくれたのは、このEW-DJ71というモデル。現在は後継機が発売されているため、現在は終売となっています。しかし、その使い勝手の良さは今でも色褪せません。

600mlという大容量のタンクは、一度給水すれば途中で水切れを起こす心配がなく、継ぎ足す手間から解放してくれます。水流も5段階と細かく調整できるため、その時の口腔内の状態や好みに合わせて快適に使用できました。ヘッドの交換も簡単なので、家族それぞれが専用のノズルを用意すれば、一台でみんなが使えるという特徴もあります。

搭載されていたモードは、ジェット洗浄モードとバブル洗浄モードの2種類。歯間の頑固な汚れを落としたい時、歯周ポケットを優しく洗浄・マッサージしたい時など、目的によって手元のスイッチをカチカチと切り替えるだけで簡単にモード変更ができます。

モード紹介

  • ジェット洗浄モード:強力な水流で歯と歯の間の食べかすやプラークを徹底的に洗い流します
  • バブル洗浄モード:微細な気泡を含んだ水流で、歯周ポケット内の汚れを優しく洗い出し、歯茎を心地よくマッサージします

長年使用していくと、モードを切り替えることが面倒になり、常にジェット洗浄モードで歯間と歯周ポケットの両方を洗浄するようになっていました。使い慣れると、どこにどの角度で水を当てれば最も効率的に汚れを落とせるかが、感覚的に掴めてきます。

今回、本体の写真を撮影する前に処分してしまったため、「本当に購入したのか?」と思われる方もいるかもしれませんので、Amazonの購入履歴のスクリーンショットを念のため掲載しておきます。長年愛用してきた証をここに残しておきます。

水圧レベル3~4がベスト – ドルツの最適解

購入当初は、主に夜の歯磨き後にドルツを使用するのがルーティンでした。その後も基本的な使い方は変わらず夜のブラッシング後でしたが、食後に口の中に食べ物が挟まったり、異物感が気になったりした際には、その都度ドルツを使用するようになりました。

歯並びの構造上、どうしても食べ物が詰まりやすく、溜まりやすい箇所があるため、そこに異物が残ると異常な不快感に襲われます。そんな時の救世主としてドルツを活用することで口腔内のストレス値を下げる事ができました。

初めてドルツを使用した時は、「どうせ大した水流じゃないだろう」と油断し、水圧を最大レベルに設定した結果、歯茎から容赦なく出血してしまったのは、今となっては良い思い出です。

ドルツの水圧は決して侮れない

水圧は1から5段階で調整可能ですが、5年間使用した中でも最大値の5で使用したのは数えるほどしかありません。最も頻繁に利用していたのは、中間の3から4のレベルです。

たまに数日間、使用をサボってしまうこともありました。そんな時は、水圧を2まで下げて使用を再開し、徐々に歯茎が慣れて引き締まってきたら、いつもの3~4に戻していくようにしていました。数日サボったとしても、定期的にドルツを使用していれば、歯茎が元の状態に戻るまでさほど時間はかかりませんでした。

使用時の音に関してですが、高水圧で水を噴射するため、どうしても「ブーン」という機械音がします。決して騒がしいというわけではありませんが、家族全員が寝静まった静かな家の中で使用する際には、少しだけ気を遣った方が良いかもしれません。

ドルツを使い続けるうちに、口の中の爽快感は格段に向上したのは確かです。特に、歯ブラシだけでは届きにくい部分の汚れがしっかりと洗い流されることで、クリーンな感覚が持続するようになりました。また、水流による適度な刺激は、歯茎のマッサージにもなり、血行が促進されるような心地よさもあります。

5年間の実感 – ドルツが変えた歯茎と息、歯科医の評価:

ここでは、5年間ジェットウォッシャー ドルツを使用してみて、実際に感じた効果について具体的にご紹介していきたいと思います。

ドルツがもたらした効果

  1. 歯茎の状態の変化(引き締まり、出血の減少)
  2. 口臭の変化
  3. 歯科検診での評価の変化
  4. デンタルフロスとの併用による相乗効果

歯茎の状態の変化(引き締まり、出血の減少)

ドルツを使用し始めてから、歯茎が以前より若干引き締まったように感じています。使い始めの頃は、歯磨きやフロスの際に時折出血が見られましたが、継続してドルツを使用することで、そうした出血はほとんどなくなりました。

定期検診の際に歯医者さんからも、「歯の状態はとても良いですし、汚れも少ないですね」と言われるようになりました。ただ、「口呼吸の癖があるため、それが原因で歯茎が少し腫れている状態」という指摘も受けました。

口腔内のメンテナンスは自分なりにしっかり行っていたが、口呼吸という別の要因もあり

毎日のブラッシング後にドルツを使用すると、意外なほど多くの食べかすが洗い出されることに驚かされます。歯ブラシだけでは落としきれない細かな汚れも、ドルツの高水圧によって掻き出されているのだと実感するようになりました。

菌やプラークの繁殖を効果的に防ぎ、歯ブラシでは届きにくい場所の小さな汚れも洗い流すことで、汚れが蓄積しにくい口内環境を保てているのではないかと考えています。

口臭の変化

自分で言うのもなんですが、口臭はそれほど酷い状態ではなかったと思います。完全にゼロではないと思いますが、人並み程度だったと感じています。それでもドルツを使用することで、口臭レベルはさらに一段下がったように感じています。

口臭の変化には、私の親知らずの状態が影響しています。上の親知らずは2本とも抜歯済みで問題ないのですが、下の親知らずはまだ2本とも残っており、しかも歯の一部が顔を出している状態。

下の親知らず周辺に水流を当てると、多くの食べかすが洗い出される

水圧を当てている際に、毎回ではありませんが、ごく稀にわずかに臭いが漂うことがあります。ドルツやデンタルフロスの使用を怠ると、そうした臭いを感じることがあります

これらの経験から、ドルツを定期的に使用することで、親知らず周辺に潜む食べかすやプラークを洗い流し、口臭の改善に確実に役立っていると感じています。

歯科検診での評価の変化

歯医者さんから「口腔内の環境綺麗ですね」と褒められるようになったのは、ドルツのおかげ感じています。

歯医者さんに褒められるのはめちゃ嬉しい

ドルツの水圧によって食べかすやプラークがしっかりと洗い出されることは、歯の健康を維持していく上で非常に重要。常に口の中を清潔な状態に保つことができるのは、歯医者さんからの評価を得る上で大きなアドバンテージになっているはずです。

以前は、3ヶ月に一度のペースで歯医者の定期検診に通っていましたが、「口の中の環境がかなり良いので、3ヶ月毎でなくても大丈夫ですよ」と言われるようになりました。半年に一度でも良いという提案もありましたが、さすがにそこまで間隔が空くのは不安だったので、こちらからお願いして4ヶ月に一度、年に3回の定期検診に通うように変更しました。

定期検診のサイクルが短くなる

定期検診に通い始めた頃は、歯科衛生士さんからブラッシング指導を受けていました。歯医者さんのアドバイスを受け入れ、少しずつブラッシング方法を改善してきた自分の努力もあるとは思いますが、ドルツによって食べかすやプラークを物理的に洗い流すことで、菌の餌となる汚れや繁殖場所を減らすことができているのは間違いありません。その結果が、歯の健康状態の向上に繋がったと信じています。

デンタルフロスとの併用による相乗効果

ドルツの効果を最大限に引き出すためには、ブラッシングに加えて、デンタルフロスとの併用が不可欠です。

ドルツとデンタルフロスでは、それぞれ得意とする役割が異なる

ドルツは高水圧によって歯間や歯周ポケットに潜む汚れを効果的に洗い流し、掻き出すことを得意としています。特に、歯ブラシの毛先が届きにくい歯間部の清掃において、その力を遺憾なく発揮します。

一方、デンタルフロスは、歯と歯が直接接している面に物理的に糸を通すことで、歯ブラシやドルツでは届かない、より狭い隙間の汚れを絡め取ることができます。

ドルツとデンタルフロスは、それぞれアプローチする場所と汚れの除去スタイルが異なります。そのため、この二つを組み合わせることで、口腔内のほぼ全ての汚れを徹底的に除去することが可能になります。

組み合わせる事で理想的な相乗効果が期待できる

ドルツは口腔内のケルヒャー

ケルヒャーという高圧洗浄機を知っているだろうか?コンクリートや外壁の頑固な汚れを、高水圧で洗い流す道具。それがケルヒャー。ドルツも、その原理はシンプルであり共通しています。

高水圧で歯と歯の間の食べかすや、歯周ポケットに潜む汚れを強力に吹き飛ばし、掻き出してくれる

勢いよく噴射される水流を、歯と歯茎の隙間に沿って丁寧に当てるだけ。このパワフルな水圧こそが、プラークを根こそぎ洗い流す源泉となります。使用後の爽快感は、ぜひとも体験してほしいほど。歯ブラシだけでは決して味わえない、別次元のすっきり感を味合えます。

使い込むほどに、自分の口腔内のどの部分に汚れが溜まりやすいのか、どの角度から水を当てると効果的に汚れを掻き出せるのか、といったコツが自然と掴めてきます。

汚れが沢山取れる、これも楽しい

特に、歯ブラシを終えた後にこそ、ぜひドルツを試してほしいものです。想像している以上に、隠れた汚れが洗い出されることに気付かされます。

愛用していたドルツをなぜ手放したのか?

2019年のクリスマスイブに、我が家の一員となったジェットウォッシャー ドルツ。あれから5年の月日が流れましたが、一度も音を上げることなくオーラルケアを支え続けてくれました。

長年連れ添った相棒にも別れの時が来ることに。目に見える水垢の蓄積に加え、内部のチューブに至っては想像も及ばない汚れが潜んでいるかもしれないと考えると、完璧に機能しているとはいえ、手放す決断に至りました。(長年の汚れを写真に収めるのは気が引けたので静かに処分しました。)

ほぼ毎日欠かさず使用し、デンタルフロスや定期的な歯科検診も怠らないので「本当にドルツは必要なのか?」と処分と同時にドルツのない生活もできるのでは?と淡い期待を抱いてました。

しかし、ドルツなしの生活は日を追う毎に、口腔環境に違和感を抱くようになり、新たな洗浄機を購入する事を決めました。

余談:歯は一本3000万円の価値!?家と同じ「資産」

おそらく、普段の生活で意識することは少ないと思いますが、歯という存在は想像以上に大きな価値を持っています。もし歯を失ってしまうと、日常生活のあらゆる面に支障をきたすことになるでしょう。

歯の健康を損なうことに、何一つメリットはない

  • 食事もままならない ⇒ 健康的な体を作ることができない
  • スポーツで踏ん張りがきかない ⇒ 練習で追い込めない。結果を出せない。
  • 人前で笑えない ⇒ 無愛想に見える
  • 口が臭くなる ⇒ 人が離れていく

調べてみると、一般人が感じる歯の価値と、歯科医が認識する歯の価値には、大きな隔たりもあります。一般人が感じる歯の価値は1本35万ですが、歯科医の見解では1本あたり約104万円もの価値があるとされています。

一般人:28本の歯で980万円
歯科医:28本の歯で2912万円

国が変わると、その価値観はさらに顕著になります。アメリカでは、歯1本あたり約500万円もの価値があると言われています。アメリカの医療保険制度が日本と異なり、歯科治療が全額自己負担となるケースが多いことが影響していると考えられます。

28本に換算すると、1億4000万円

保険制度の違いはあれど、「歯」という存在が私たちにとってかけがえのないものであることに変わりはありません。それは、国籍や文化を超えて、万国共通の認識と言えるでしょう。

残念ながら…口腔洗浄器だけでは全ては賄えない

歯を失う二大要因 – 歯周病と虫歯、口腔ケアの重要性

歯を喪失する理由の第一位は歯周病(約37%)、第二位は虫歯(約29%)であり、この二つを合わせると全体の約66%を占めています。生涯にわたって自分の歯を維持したいのであれば、日々の口腔ケアは欠かすことのできない重要な習慣と言えます。

残りの歯の喪失理由としては、外傷による破損や、親知らずなどの埋伏、あるいは矯正治療などが挙げられますが、これらは比較的特殊な事例でしょう。

特に、歯周病の予防と改善においては、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の間の溝を清潔に保つことが極めて重要。なぜなら、歯周ポケットに汚れが蓄積すると、口腔内は負のスパイラルへと陥ります。

歯周ポケットの汚れは、歯ブラシの毛先で除去できない

歯周ポケットの悪循環

歯周ポケットが深くなる ⇒ 歯と歯茎の隙間が広がる ⇒ より多くの食べかすやプラークが蓄積する ⇒ 虫歯のリスクが高まる ⇒ 歯茎の炎症がさらに進行する

この悪循環を断ち切るためには、歯周ポケットの奥までしっかりと洗浄できるケアを取り入れることが不可欠となります。

歯磨き、ドルツ、フロス、コンクールで口腔ケアをしている

ドルツは画期的な口腔ケア用品であることは間違いありませんが、それに甘んじず、フロスとコンクールFという洗口液を組み合わせ、より万全な口腔ケアを実践しています。(自分ながら頑張ってると思う…)

歯医者さんからオススメされた、コンクールFという歯と歯茎のトラブルを効果的に防いでくれる洗口液を使用しています。リステリンのような刺激は一切なく、優しく爽やかな使用感が特徴です。また、少量で効果が持続するため、コストパフォーマンスにも優れています。

銀歯で補強している歯は、二度と元の健康な状態に戻ることはありません。神経を抜いてしまったし、自前の歯の資産価値は、3000万円を下回っています。これ以上その価値を減らすわけにはいかない。

そしてなにより、「歯痛」という名の地獄は二度と味わいたくない…。

コンクールFの効能

  • 虫歯の発生と進行の予防
  • 歯肉炎の予防
  • 歯槽膿漏の予防
  • 口臭の防止

定期検診のススメ – プロのチェックは不可欠

毎日ドルツ・フロス・洗口液でケアをしていても、定期的な歯科検診は怠るべきではありません。プロの目による定期的な口腔内のチェックを受けることで、自分では気づきにくい初期の虫歯や、虫歯になる前の小さな異変に早期に気づくことができます。

「早期発見」が非常に重要

この段階であれば日々の丁寧なブラッシングや適切なケアで進行を食い止めることも可能です。余計なお金・歯医者ならではの独特の苦痛を味わう必用もありません。

虫歯になってから対処するのではなく、虫歯になる手前の段階でその兆候を発見し、日常の口腔ケアによって未然に防ぐことです。定期検診は、そのための重要な機会となります。

まとめ

ジェットウォッシャー ドルツを5年間使用した経験をまとめてみました。ひどい歯痛を経験し、口腔ケアを見直していたところに、この商品と出会いました。

はじめは強い水圧により出血することもありましたが、次第になくなり、歯茎の状態が改善されるだけでなく、プラーク除去・口臭対策にも約繋がります。

その結果、歯科検診でも良い評価を得られるようになり、今では歯痛とは無縁の生活を送れるようになりました。口腔ケアでお悩みの方はドルツの使用を検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

千葉生まれ千葉育ちの私が、好きなことや気になることをゆるゆると綴る雑記ブログへようこそ! サウナでととのったり、ホロライブに癒されたり、愛車(バイクは大型持ち!)で気の向くままにツーリングに出かけたり…🍻 赤提灯での一杯や、美味しい肴もたまりませんよね。以前は運転が苦手だったんですが、YouTubeのバイク動画に触発されて大型免許まで取得しちゃいました。カスタムよりも、ふらっと旅に出るのが好き。こんな私の日常を気ままに発信していきますので、お気軽に覗いていってください!

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