
突然ですが、健康診断の結果、どうでした?
バイクに乗っていると、どうしても運動不足になりがちです。そして、毎年の健康診断でコレステロール値が基準値を少しオーバーするようになりました。そこで始めたのがランニングです。
バイクは「一人」で楽しめる最高の趣味ですが、ランニングもまた「一人」で楽しめる最高の趣味だと気づきました。
この記事では、健康診断をきっかけにランニングを始めましたが、バイク乗りにこそランニングをおすすめしたい理由と、大人の趣味として再会したランニングの面白さについてお話しします。
ランニングを始めた、切実な理由


ランニングを始めた理由は、ごくシンプルです。毎年健康診断でコレステロール値が基準値を少しオーバーするようになったから。学生時代は陸上部で中〜長距離を走っていたので、ランニングは実は身近なものでした。
自分の性格上、球技は大嫌い。
コミュニケーションを取りながら運動するのは死んでも嫌だと感じてしまう性格です(笑)。
ランニングを再開したのも、「一人で黙々とできる」という点が、バイクに乗ることと似ていたからかもしれません。
学生時代、陸上は唯一の心の支えだった


小学校を卒業し、春休みにいきなり違う土地へ引っ越し。中学校へ上がるも、右も左もわからず、友達が一人もいない心細い環境に放り込まれました。
親にこの不安を訴えても、「みんな中学に上がれば友達なんかいない。お前と同じだ」の一点張り。しかし、実際は同じ小学校から上がってきた子たちが集まって会話しているのを見て、「おかしいのはお前だ」と言わんばかりの冷たい圧を感じたときの腹立たしさは、正直いまだに覚えています。
当然、家でも喧嘩ばかりの毎日。そんな時期の唯一の心の支えになったのが陸上部でした。
当時は人見知りが激しく、非常にきつい状況でしたが、クラスの友達よりも部活の仲間といる方が居心地がよかったのを覚えています。当時の生活は陸上が中心でしたが、大人になるにつれてその面影は一切なくなっていました。
大人の趣味として再会したランニングの楽しさ


健康維持のためにランニングを再開したとき、当時の「陸上大好きマン」の面影は一切なくなっていました。そんな自分のモチベーションを維持してくれたのが、近年のランニングアイテムの進化への驚きと感動です。
継続できなかった過去と、今回「続いている」理由


実は、本格的な趣味として始めるまで、ランニングは「ちょくちょくやるけど、続かない」ものでした。1年間全く走らない時期も珍しくありません。
しかし、今回ばかりは違います。健康維持のために始めたランニングが、なぜか今回は続いているのです。
その最大の要因は、間違いなく進化したランニングアイテムへの驚きと感動、そしてそれを「自己投資」として楽しめるようになったことです。
進化したランニングアイテムに驚愕
当時と比べ、ランニングを取り巻く環境は劇的に変わっていました。
テクノロジーでランがゲームに変わる


スマートフォンとヘルケアアプリの普及はランニングの世界を一変させました。GPSと連動したランニングアプリが登場し、走行距離やペースが全て可視化されます。日々の成果がデータとして積み上がり、まるでゲームのレベルアップのように面白く感じられます。
さらに、Bluetooth接続が普及したおかげで、音楽を聞きながら走る際に有線コードが邪魔になることもありません。スマホを持たずに走りたい人には、スマートウォッチやトラッカーといったウェアラブル端末があり、心拍数などの詳細な計測も簡単にできます。
「厚底シューズ」が苦手意識を減らしてくれる


シューズの進化も目覚ましいものがあります。
「反発力=カーボンプレートあり」というイメージがあるかもしれませんが、足への負担を考慮しノーカーボンタイプを選びました。現在のシューズは技術の進歩により、ノーカーボンでも心地よい反発力があります。これがまさに技術の進歩を感じる所以でもあります。
走ることを力強くサポートしてくれるため、ランニングへの苦手意識を徐々に減らしてくれるでしょう。
購入したシューズは、アシックスの「NOVABLAST 5」。初めての厚底シューズでしたが、履き慣れるのに時間はほとんどかかりませんでした。
このシューズは例外なく気持ちの良い反発感があり、足を上げる際の補助をしてくれるので、走るのが楽しいと感じさせてくれる一足です。ノーカーボンなので足への負担もありません。薄底〜中底シューズの感覚が染み付いているランナーでも簡単に履きこなせましたし、初心者の方なら「これが普通」と感じるはずなので特におすすめです。僕のお墨付きです!
ランニングは最高の「自己投資」


走れば走るほど走行距離が伸び、心肺機能が強くなる。日常生活でも足取りが軽くなったり、体つきが変わったりと、目に見えて効果が実感できるのは非常に大きいです。
そして何より、走ることに慣れると脳から快感物質が出ているのか、「また走りたい」とすぐに思ってしまいます。
学生時代は、月1,000円のお小遣いでランニンググッズを買う資金力などありませんでした。しかし、大人になり資金に余裕ができた今、最新のランニングシューズや機能性に優れたウェアに投資し、それを使って楽しむことができる。
新しいグッズを早く使いたいというモチベーションの維持も、大人になってからのランニングの大きな楽しみの一つだと感じています。
まとめ:ランニングで体力をつけ、安全で快適なツーリングへ



一緒に走って、バイクも人生も楽しもう!
ランニングは、バイクライフの質を高める最高の自己投資です。
ツーリングの際の疲労軽減はもちろん、安全運転に必要な集中力と体力の維持に役立ちます。また、バイクと同じく「一人」で黙々と取り組めるランニングは、忙しい日常の中での最高の気分転換になります。
ぜひこの記事をきっかけに、あなたもランニングで体力をつけ、愛車と人生を長く楽しんでいきましょう!
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