バイク

5年使ったドルツから乗り換え!激安BGB口腔洗浄器は、本当に「使える」のか?

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

パッケージは正直イケてないし、こんなに安い商品、本当に使えるのかな?

このBGB口腔洗浄器をAmazonで見つけた時の正直な第一印象がこれでした。値段の魅力は感じるものの、長年愛用してきたパナソニックのドルツを使い続けてきた自分とって、その性能には半信半疑でした。

ドルツの使用歴は5年、稼働自体は問題なかったものの、長年の使用でどうしても避けられない水垢や汚れが目立つようになり、衛生面を考えて手放す決断をしました。

新しいドルツの購入を検討していた矢先、目に飛び込んできたのが、今回レビューするBGB口腔洗浄器。ドルツと比較して破格の値段。正直なところ、「怖いもの見たさ」と「本当にこれで十分なのか?」という純粋な興味から、思わずポチっていました。

ドルツのパワフルな洗浄力に慣れきった口腔内を、この激安洗浄器は満足させてくれのか?この疑問を胸に、実際に使ってみた率直な感想をこの記事にまとめました。

購入した経緯

自分でいうのもなんですが、歯の健康には気を遣っており2019年のクリスマスイブにパナソニックのジェットウォッシャー ドルツを購入しました。オーラルケアに欠かせない相棒として、口の中の爽快感をしっかりとキープしていました。

ドルツのおかげで口内環境は以前と比べて格段に良くなったと感じています。

5年も使用すると、稼働自体は問題なかったものの、水垢の蓄積が目立つようになり、衛生面を考慮した結果、手放す決断をしました。

ブラッシング・デンタルフロス・定期的な歯科検診を行っていたので、「ドルツなくても大丈夫じゃね?」と思ったのも事実です。日が経つにつれて、以前は当たり前だった口の中のすっきり感が恋しくなってきました。大きな不快感ではないものの、常にクリアな状態を知っている口内は、微妙な違和感にも敏感になるようです。

ドルツを買い直すという選択肢もありましが、『せっかくなら、他の口腔洗浄器も試してみたい』そして、Amazonで目に留まったのが、このBGBの口腔洗浄器でした。

正直、パッケージのデザインは少々気になる点もあります(ダサい)が…何よりも驚いたのはその価格

ドルツと比較すると、信じられないほどの低価格で入手可能

もしこの価格で、ドルツと遜色ない使い心地が得られるのであれば、まさに掘り出し物と言えるでしょう。

そこで、今回はこの激安口腔洗浄器の実力を徹底的にレビューしていきたいと思います。ドルツからの乗り換えを検討している方、あるいは高価な口腔洗浄器に手が出せずに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

商品概要

BGB口腔洗浄器の基本的なスペックは下の表にまとめました。ぱっと見る限り、スペック的には何も問題ないように見受けることができます。タンク容量も少なすぎず、水流(水圧)の調節も可能です。バッテリー内臓式で、充電方式がUSB Type-Cなのもうれしいポイント。防水性もIPX7と高いのも評価向上となります。

IPX7:生活内において軽くであれば水の中に入れても大丈夫なレベル

机上のスペックと実際の使用感は異なるもの。次の章では実機の使い勝手をレビューしていきます。

メーカーBGB
製造国中国
タンク容量350ml
水流モード5種類
バッテリー容量2000mAh
一回の充電での稼働日数最長30日間の使用が可能
付属ノズル4つ
充電方式USB Type-C
防水性IPX7

本体・付属部品

本体の梱包はシンプル。半透明のビニール袋に包まれているだけ。

付属し品は、通常ノズルが2本、舌磨きノズル、矯正ノズル(歯に取り付けた矯正器具の洗浄に使用)、受電ケーブル。

本体の全体写真。

本体の拡大写真。電源ボタンと水流を切り替えるボタンのみ。子供でも操作は間違わないレベルのシンプルさ。

水圧:5段階調整

  • Strong
  • Normal
  • Soft
  • Puise
  • Child

タンクの裏側。本体とタンクは取り外しできますが、タンクの裏側には給水口

充電中は赤く点灯

充電完了で緑点灯へ変化。

使用感

水流・水圧:ドルツと比較しても十分な洗浄力

口腔洗浄器を選ぶ上で、最も気になるポイントの一つが水流・水圧かと思います。水圧が弱いと、歯と歯の間や歯周ポケットに挟まった汚れを洗い流すことができず、洗浄力が不十分となりますが、このBGBの口腔洗浄器に関しては、このような心配は全くありません。

水圧に関しては「安かろう悪かろう」ではない

5段階全ての水圧を試しましたが、大人の使用であれば、多くの方が以下の使い方で満足できると感じます。

チェック

  • 使い始め:Soft - 最初は歯茎への刺激が少ないソフトモードから試すのがおすすめ
  • 慣れてきたら:Normal・Strong - 歯茎の状態や好みに合わせて、ノーマルやストロングモードに切り替えることで、より強力な洗浄力を得られる

食後、ブラッシングの後、就寝前にこの口腔洗浄器を使用しましたが、以前使用していたドルツと遜色なく、食べかすを洗い流してくれました。この点からも、水圧は十分に実用レベルであると言えるでしょう。

長年ドルツ(5段階調整)を使用してきた経験からすると、ストロングモードはドルツの4~5段階目と同程度、ノーマルモードは3~4段階目くらいの水圧に感じられます。

一方で、ソフトモード以下の水圧は、ドルツの1~2段階目よりも優しくなっています。

BGB口腔洗浄器の水圧は、5段階で調整が可能

大人が使用する場合は、ソフトモードから始め、徐々に慣らしていくことで、歯茎への負担を軽減しながら効果的な洗浄を行うことできます。(歯茎が引き締まってきたと感じたら、ノーマルやストロングモードへと移行するのがオススメ)

正直なところ、この価格帯の口腔洗浄器に対して、「本当に汚れを洗い流せるのだろうか?」という疑念も抱いていました。実際に使ってみて、「汚れを書き出すことができない」といった心配は全くの杞憂だったと確信しました。

まずは、しっかりと使える製品であることを体感できたことに、安心感を覚えたのも大きな収穫と言えます。

併せて読む

シンプルで直感的な操作性

この口腔洗浄器の最大の魅力の一つは、その驚くほどシンプルな操作性にあります。本体に搭載されているボタンは、たったの2つ。

チェック

  • 電源のON/OFFボタン
  • 水圧を調整するモードボタン

たったこれだけです。初めて口腔洗浄器を使う方でも、ガジェット類が苦手な方でも、説明書を読む必要がないほど直感的に操作ができます。小さなお子様からご年配の方まで、老若男女問わず、誰でも迷うことなく使いこなせるシンプルさも、この製品の大きな強みと言えます。

タンクと本体が分離可能で衛生的

この口腔洗浄器の大きな利点の一つに、タンクと本体を完全に分離できる点があげられます。一見シンプルな機能ですが、これにより衛生面を格段に高く保つことができます。

タンクが分離できることで、内部を隅々まで清掃し、水垢やヌメリの発生を効果的に防ぐことが可能となります。また、使用後にしっかりと乾燥させることが容易になるため、雑菌の繁殖を抑え、いつでも清潔な状態で使用できるのは嬉しいポイントです。

日々のオーラルケアに使うものだからこそ、この手軽な清潔維持は非常に重要と言えるでしょう。

デメリット

分離後の置き場所に一工夫必要

タンクと本体が分離できることで衛生面が保たれるのは非常に喜ばしい点です。その反面、分離した状態、特に本体側の保管場所には少し工夫が必要だと感じました。残念ながら本体を立てて置けるようなスタンド類は一切付属していません。

常に本体とタンクを接続した状態で保管することも可能です。個人的には使用後に本体とタンクを取り外し、できる限り水気を切りたい派なので、現状では写真のように本体を横に倒して置いています。そして、使う直前にタンクをセットするという運用をしています。

この保管方法がベストだとは全く思っていません。100円ショップなどで、本体を安定して立てておけるような良いスタンドや収納アイテムがあれば、ぜひ取り入れたいと考えています。

皆さんの中で、より良い保管方法やアイデアがありましたら、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです!

携帯性:日常使いには良いが、旅行には不向き

Amazonの商品ページには「携帯型」と記載がありますが、正直なところ、数泊程度の旅行に気軽に持ち運べるサイズ感ではありません。確かに、物理的に持ち運ぶことは可能です。しかし、一般的なトラベル用品と比べるとかさばります。

中〜長期滞在で「口腔ケア用品として持っていく」と割り切れば問題ありませんが、「旅行に手軽に持参できる」という期待はしない方が良いでしょう。

あくまで日常使いがメインの据え置き型に近い携帯性と考えるのが現実的です。

舌磨きノズル:過度な期待は禁物

この口腔洗浄器には舌磨きノズルが付属しています。せっかくなので実際に試してみましたが、正直な感想として、舌苔を完全に除去するには力不足だと感じました。

最も強い水圧に設定しても、期待するほどの洗浄効果は得られません。舌磨きを本格的に行い、舌苔をしっかりとケアしたいのであれば、この付属ノズルに頼るのではなく、舌磨き専用のブラシやスクレーパーを使用することをおすすめします。

あくまで「おまけ」程度の機能として捉えておくのが賢明でしょう。

デメリットと考慮したうえで、使える商品か?

どんな製品にもメリットとデメリットはつきものです。しかし、この口腔洗浄器に関して言えば、いくつかの考慮すべき点があったとしても、心から「購入すべき商品だ」と断言できます。

その理由は、何と言っても「破格のコストパフォーマンスと確かな性能」。口腔洗浄器の代名詞ともいえるパナソニックのジェットウォッシャー ドルツと比較すれば、このBGB口腔洗浄器はわずか1/5〜1/6程度の価格で手に入ります。

しかも、「激安だから効果も1/5〜1/6」なんてことは全くありません。実際に使ってみて、得られる洗浄効果はドルツと遜色ないと強く実感しました。

口腔洗浄器の購入を迷っているのであれば、「ぶっちゃけ、この値段なら試しに買ってみて損はない」とすら思います。もちろん、人によっては「なんだかイメージと違うな」と感じることもあるかもしれません。もしこれが1万円以上する家電製品だったら、その後悔は計り知れないでしょう。

その点、この激安口腔洗浄器ならば、万が一「自分には合わない」と感じたとしても、後悔を最小限に抑えることができます。

まとめ:価格以上の価値がある「買い」の口腔洗浄器

このBGB口腔洗浄器は、まさにコストパフォーマンスに優れた商品でした。5年間ジェットウォッシャー ドルツを愛用してきた身としては、あまりの安さに、洗浄力も大きく劣るのではないかと「舐めた目線」で見ていました。しかし、その予想は良い意味で完全に裏切られました。

確かに、細部まで見ていけば、価格が高い分ドルツに軍配が上がる点もあります。このBGB口腔洗浄器はドルツのわずか1/5〜1/6程度の価格で購入できるにもかかわらず、得られる洗浄効果が同じように1/5〜1/6になることはありません。むしろ、ほとんど遜色ないレベルでドルツの性能を実感できる商品だと断言できます。

この口腔洗浄器は、高価なドルツに手が届かないけれど、本格的な口腔ケアを始めたい方に自信を持っておすすめできます。価格以上の価値がある、まさに「買い」の商品と言えるでしょう。

-バイク