
胸部プロテクターを付けなきゃいけないのは分かってるけど、種類が多くてどれを選べばいいか分からない…
そう思って、結局プロテクターの購入を先延ばしにしていませんか?実は、胸部プロテクターには大きく分けて3つのタイプがあります。この記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたのバイクの乗り方にぴったりのプロテクターがきっと見つかりますよ。
一体型、セパレート型、ジャケット内蔵型。それぞれの特徴は?



見た目も装着感も全然違う!
胸部プロテクターは、大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれの特徴を知ることで、あなたのバイクの乗り方に最適なプロテクターが見つかります。
一体型(一枚板タイプ)
一枚の板で胸全体を覆う、最もシンプルな構造のプロテクターです。ライディングジャケットのポケットに差し込んだり、スナップボタンで固定したりして使用します。
- メリット
- 防御力が高い
一枚板なので強度が高く、胸全体を広範囲に保護できます。衝撃に弱い「折り目」や「継ぎ目」がないため、万が一の時も安心です。
- 防御力が高い
- デメリット
- かさばる
他のタイプに比べて厚みがあり、かさばりやすい傾向にあります。 - 通気性が悪いものもある
通気孔がない製品だと、熱気がこもりやすいこともあります。
- かさばる
セパレートタイプ
左右2枚のプレートで構成されたプロテクターです。多くはスナップボタンでライディングジャケットに装着するタイプですが、RSタイチのフィッティングベルトなどの専用アイテムを使えば、単体での着用も可能です。
- メリット
- コンパクトに収納できる
左右に分割できるため、シートバッグなどにも手軽に収納できます。 - 装着感の違和感が少ない
プロテクターが干渉しないため、ジャケットのジッパーが閉めやすく、動きやすいのが特徴です。
- コンパクトに収納できる
- デメリット
- 防御力が劣る場合がある
中央部を完全に保護できない製品や、一枚板に比べて強度が劣るものもあります。
- 防御力が劣る場合がある
ジャケット内蔵タイプ
ライディングジャケットにあらかじめ胸部プロテクターが内蔵されているタイプです。ジャケットを購入するだけで、プロテクターも一緒に手に入ります。
- メリット
- 着脱の手間がない
ジャケットを羽織るだけでプロテクターを装着できるため、「面倒くさい」という気持ちが一切ありません。 - 見た目がスマート
プロテクターが内蔵されているので、見た目がすっきりしています。
- 着脱の手間がない
- デメリット
- ジャケット本体の価格が高い
プロテクター代が含まれているため、ジャケット単体で買うより高くなる傾向にあります。 - プロテクターの交換が難しい
別のプロテクターに交換したい場合、取り外しが面倒だったりします。
- ジャケット本体の価格が高い
理想のプロテクターを見つける3つの選び方



防御力?それとも手軽さ?
胸部プロテクターの3つのタイプの特徴を理解したところで、次はあなたのバイクライフに合わせた選び方を見ていきましょう。何を最も重視するかによって、最適なプロテクターは変わってきます。
「防御力」を最優先するなら: 一体型(一枚板タイプ)
見た目や利便性を犠牲にしてでも、防御力だけは妥協したくないという方には、一体型(一枚板タイプ)の胸部プロテクターがおすすめです。
高い強度
分割されていないため、プロテクター自体の作りが頑丈で、衝撃を吸収する能力も高いのが魅力です。
胸部を広範囲に保護
一枚の板で胸の前面全体を覆うため、ジャケットのジッパー部分までしっかりと守ることができます。
「利便性・実用性」を最優先するなら: セパレートタイプ
ツーリング先での持ち運びや収納のしやすさを重視するなら、セパレートタイプが良いでしょう。
着脱が楽
多くの製品がスナップボタン式なので、ジャケットへの着脱が非常に簡単です。
収納が簡単
左右に分かれるため、使わない時はコンパクトに収納できます。ツーリング先でバイクを降りて街歩きをする際も、シートバッグなどに手軽にしまえます。
「手軽さ」を最優先するなら: ジャケット内蔵タイプ
「プロテクターを付けるのが面倒」という悩みを根本から解消したい方には、ジャケット内蔵タイプが最適です。
プロテクターを意識しない
プロテクターを「つける」という概念から解放されるので、プロテクターを忘れてしまう心配もありません。
装着の手間がゼロ
あらかじめジャケットにプロテクターが仕込まれているため、ジャケットを羽織るだけでプロテクターも同時に装着できます。
まとめ:あなたの性格に合ったプロテクターを選ぼう



未着用より、どのタイプもはるかに安全!
今回は、胸部プロテクターの3つのタイプ(一体型、セパレート型、ジャケット内蔵型)の特徴と選び方について解説しました。
どのタイプを選ぶにしても、最も大切なのは「プロテクターを着用すること」です。
「防御力が低いからダメ」と特定のタイプを敬遠するのではなく、まずは「これなら続けられる」と思えるものから始めることが重要です。どんなプロテクターでも、未着用よりはるかにあなたの命を守ってくれます。
あなたのライディングスタイルや性格に合わせて、最適なプロテクターを選んでみてください。安全で楽しいバイクライフは、自分に合ったプロテクター選びから始まります。
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