
僕も親に反対されたけど、今は後悔していない!
結論から言います。僕は親の反対を押し切ってバイクの免許を取りました。そして、今もその決断を後悔していません。なぜなら、親を説得することよりも、自分の覚悟と行動で示すことが何より大切だったからです。親の反対に悩んでいる方は、ぜひこの記事を読んで、自分自身の覚悟を確かめてみてください。
僕が親の反対を押し切って免許を取得した実体験



僕が選んだのは、説得じゃなくて『行動』だった!
親に「バイクに乗りたい」と話を持ちかけたところ、頭ごなしに怒鳴られました。その剣幕に、ぶん殴られるんじゃないかと思うほどでした。
親が特に心配していたのは、「事故って脳死や植物状態になった時の金銭的負担」でした。激しく怒られながらも、僕は「そりゃそうだわな」と腑に落ちたのを覚えています。親の怒りは理不尽なものではなく、深い心配からくるものだと感じていたからです。
僕は両親を説得しないまま、数日後には教習所の門を叩きました。バイクに乗りたいという夢を叶える一歩を踏み出したこともそうですが、自分で考えて、自分の人生の価値観を固めて、その上で行動したことに価値があると思っています。自分で出した答えだから、後悔はありませんでした。
親を説得すること自体が難しい理由


正直なところ、親を完璧に説得するのは非常に難しいと考えています。なぜなら、親が反対する理由は、論理的なものばかりではないからです。
「危ないからダメ」「お金がかかるからダメ」という言葉の裏には、「子どもの価値観を変えさせたい」「親の言うことを聞いてほしい」という親としての意地や価値観が隠れていることもあります。
どれだけ完璧な正論で反論しても、「ダメなものはダメ!」と言われてしまえばそれ以上は進めません。しかし、僕はこれを悪いことだとは思いません。親も一人の人間であり、譲れない価値観があるからです。
僕の場合も、どれだけぶつかり合っても、「バイクに乗りたい」という思いが変わることはありませんでした。もし説得が難しいと感じたら、無理に話し合いを続けるのではなく、自分の覚悟を行動で示すことも一つの手段です。
親と喧嘩しつつも、話し合うことの重要性


僕のように、反対されても無理やり行動に移すケースもあるかもしれません。しかし、「自分はこうしたい!これがやりたい!」と親としっかり話し合うことは、非常に大切だと考えています。
自分の気持ちを伝えることで、親も真剣に考えてくれるかもしれません。話し合いを重ねて、最終的に許可を得られるケースもあるでしょう。もしそれが叶うなら最高です。
ただ、ここは家庭によって分かれる部分です。僕の家庭は、正論で説き伏せても「いいから私が言ったことをしなさい!」という傾向が強いタイプでした。
それでも、免許を取得したいという話をしておくことで、無許可で取得した場合に生じるわだかまりは避けることができるでしょう。親とぶつかり合うことは、あなたの本気度を伝える上でも必要なステップなのです。
最終手段は「自分の行動力」が物を言う
最終的に僕が選んだのは、言葉で説得するのではなく、行動で示すことでした。「ダメだ」という親の言葉を、僕の強い意志は止めることができませんでした。自分の足で教習所に通い始め、免許取得に向けて一歩踏み出した時、親は僕の覚悟の大きさを理解してくれたのだと思います。
金銭的な負担をかけない
親が心配していた「お金」の問題については、徹底して自分で解決すると決めました。免許取得にかかる費用は、働いて稼いだお金で全額賄いました。
さらに、万が一の事態に備えて、自分で生命保険に加入しました。これは、もし自分が事故で亡くなった場合、葬式代やその後の費用で両親に金銭的な負担をかけたくないという強い思いがあったからです。
親から「生命保険に入れ」と言われたわけではありません。当時の僕は20代半ばで貯金も少なかったため、「金銭的な負担をさせたくない」という親の思いがあるなら、自分に何かあった時に少しでも迷惑をかけない方法の一つとして、自分で判断し、加入しました。
このように、親が心配する金銭的な問題に対して、口先だけでなく具体的な行動で応える姿勢を明確に示しました。
安全への徹底した意識
「バイクは危険」というイメージを払拭するために、安全への意識を具体的に示しました。
- プロテクターを必ず装着する
どんなに近場でも、乗る時は必ずプロテクターを身につけると約束しました。 - すり抜け運転はしない
交通ルールを遵守し、危険な運転は絶対にしないと誓いました。
今は親はどう思っているのか?


バイクの免許を取得してから10年ほど経ったある日、親から意外な言葉をかけられました。
「あの時、あんなに反対したけど、バイクの免許を取ったことは悪いことではなかったね」
親がそう思うようになった背景には、親の職場に「言われたことしかやらない」「好きなものや趣味が一切ない」という人が入ってきたことがあったようです。その人を見て、親は「人間らしさ」や「自分の価値観を持って行動すること」の大切さを再認識したのでしょう。
この言葉を通して、僕は改めて「自分の価値観をしっかり持ち、それに基づいて行動すること」が、いかに大切かを実感しました。親の反対という壁を乗り越え、自分の意志で進んだ経験は、僕にとって大きな財産となっています。
最終手段は「自分の行動力」が物を言う


結局は、自分の足で行動するしかありませんでした。親がどれだけ言葉で反対しても、僕の本気を止めることはできませんでした。
なぜなら、人の行動を完全に縛ることは不可能だからです。僕にとって、怒られながらも無理やり教習所に通い始めることこそが、親を納得させるための最終手段だったのです。
まとめ:親の反対は、あなたの覚悟を試すハードル



親の反対は、乗り越えるべき最初の壁でした…
バイクの免許取得に親が反対するのは、あなたの夢を壊したいからではありません。親が心配しているのは、ケガや事故、そして金銭的な負担です。
親の反対を乗り越えるには、口先だけの説得ではなく、あなたの覚悟と具体的な行動で示すことが何よりも大切だと負います。自分で働いて費用を賄うこと、安全意識を徹底すること、そして何よりも「自分の人生は自分で決める」という強い意志を持つこと。
この経験は、僕の人生にとって大きな財産となりました。もしあなたが今、親の反対という壁に直面しているなら、それは、あなたの覚悟が試されている証拠かもしれません。
自分の意志を信じ、行動に移す勇気を持ってください。あなたのバイクライフは、きっとその先で待っています。
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