
アロマキャンドルを焚くとリラックスできるけど、煙や有害物質が気になる…
アロマキャンドルについて調べていると「有害な物質が発生するから気をつけましょう」といった記事が多く見つかります。
仰々しい言葉で書かれていると不安になりますよね。
アロマキャンドルにはリラックス効果をもたらしてくれるのに、不安があったらリラックスも何もできません。
この記事では、有害物質から遠ざけてくれるソイワックスについて解説しています。
アロマキャンドルライフを一段高め、こころからリラックスできる空間を自宅で作れるようになります。
なぜ今、ソイワックスが注目されているのか?

バイクでの爽快なツーリングは、心身のリフレッシュに最適です。しかし、楽しい時間も束の間、体には様々な負担がかかっていることでしょう。早起き、走行風、そして普段とは違う道を走る際の神経のすり減り...。
一日の終わりには、心地よい疲労感とともに、心身をゆったりと癒したいものですよね。そんな時、アロマキャンドルの優しい香りは、まさに至福のひとときを与えてくれます。
近年注目を集めているソイワックスは、大豆由来の自然なワックスであり、燃焼時の有害物質も少なく、地球にも体にも優しい選択肢として支持されています。
ツーリング後の貴重なリラックスタイムを、より安心・安全に、そして地球にも配慮した形で楽しみたい。そんな方にこそ、ソイワックスのアロマキャンドルをおすすめしたいのです。
ソイワックスとは?

ソイワックス、その名前から想像できるように、大豆を原料とした自然由来のワックスです。
一般的な石油系のワックス(パラフィンワックス)と大きく違うのは、燃焼した際に有害な物質をほとんど排出しないということ。これは、植物由来であることの大きなメリットです。
また、ソイワックスは融点が低いという特徴も持っています。そのため、火を灯していない状態でも、ほんのりと優しい、クリーミーな香りが漂うことがあります。
ソイワックスの嬉しいメリット
ソイワックスが持つ「天然成分であること」と「融点が低いこと」。この2つの特徴から、私たちの暮らしにたくさんのメリットをもたらしてくれます。
安心して使える安全性

アロマキャンドルのワックスに方は、安全性も重視しているはず。ソイワックスは植物由来の優しい天然成分のため、燃焼時に気になる不純物や有害物質をほとんど出しません。小さなお子さんやペットがいるご家庭、アレルギーが心配な方でも、安心してアロマキャンドルを楽しめます。
部屋が汚れにくい!ススが出にくい

アロマキャンドルを焚くと時々ススで部屋が汚れることがありますが、ソイワックスならその心配は少ないです。これは、ソイワックスに含まれる炭素の量が、石油系のパラフィンワックスに比べて少ないからです。
私たちの身の回りには、炭素(元素記号C)を含むものが沢山あります(無機物のガラスなどは炭素を含みません)。パラフィンワックスは炭素を多く含むため、燃えきれなかった炭素が黒い煙、つまりススとなってしまうのです。
炭素が多い = ススがでやすい
一方、ソイワックスは炭素が少ないため、燃焼時に炭素が燃えやすく、ススが出にくいのが特徴です。
アロマとの相性が良い

ソイワックスは融点が低い、つまりロウが溶ける温度が低いのが特徴です(パラフィンワックスは融点が高いです)。
融点が低いということは、火を灯すとすぐにロウが液状になるというこ
アロマの香りは、温められたロウから蒸発して空間に広がるため、融点の低いソイワックスは素早く香りを拡散させ、お部屋全体を優しく包み込んでくれると言われています。
ちょっと気になる?ソイワックスのデメリット
必ずしも大豆100%とは限らない

ソイワックスと言っても、全部が全部、大豆100%ってわけじゃありません。メーカーや製品によっては、パラフィンワックスみたいな他のワックスが少し混ざってたりもします。
「燃焼時の有害物質は極力少なくしたい!」と考えるなら少し注意が必要です。そういう場合は、「大豆100%」と書いてあるワックスを選べば、基本的には大丈夫。購入する時は、成分表示をしっかり確認するのが大事です。
天然成分100%だってちゃんと確認できれば、納得してアロマキャンドル生活を送れますし、ツーリングの疲れを癒してくれる、いい相棒になってくれると思います。
値段がやや高め

正直なところ、値段だけで比べると、パラフィンワックスの方が安い。ソイワックスは天然成分を使ってる分、どうしても作るのにコストがかかります。
少し値段が高くても、安心とか安全にアロマを楽しめるっていうメリットを考えると、ソイワックスを選ぶ価値は十分にあると個人的には思います。
これらのデメリットもちゃんと理解した上で、ソイワックスにするかどうか、じっくり検討してみると良いでしょう。
ソイワックスキャンドルの選び方

アロマキャンドルの醍醐味は何と言ってもその香り。リラックス効果のあるラベンダーやカモミール、気分をリフレッシュさせる柑橘系、心を落ち着かせるウッド系など、様々な香りがあります。気分や状況で選ぶことができます。
香りの参考
- リラックスしたい時: ラベンダー、カモミール、サンダルウッド
- リフレッシュしたい時: レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ペパーミント
- 集中力を高めたい時: ローズマリー、ユーカリ、レモン
- 気分を高めたい時: イランイラン、ジャスミン、ローズ
ソイ100%のワックスを選べば安心
「せっかくならソイ100%のキャンドルを使いたい」とお考えの方もいると思います。今では様々なソイ100%のアロマキャンドルが販売されています。形状や香り毎にいくつかソイキャンドルを紹介しています。
ティーライトキャンドル
天然成分にこだわった無香料。
精油入りキャンドル(大きめサイズ)
キャンドルホルダーが無くとも使えるのは楽!
バイクとアロマキャンドルの意外な共通点?

ソロツーリングで風を感じる時間、ガレージで愛車を手入れする時間、そして、静かな部屋でアロマキャンドルの灯りを見つめる時間。これらは全て、自分自身と向き合い、心静かに過ごす大切な時間です。
バイクもアロマキャンドルも、慌ただしい日常から解放され、自分だけの特別な空間を作り出すためのツールと言えるかもしれません。
■まとめ
この記事では、アロマキャンドルのワックスとして注目されているソイワックスに焦点を当て、その特性を掘り下げてきました。
天然成分を使用しているからこその安全性やススの出にくさ、アロマとの相性の良さといった多くのメリットがある一方で、価格がやや高めであるというデメリットもありました。しかし、日常的にアロマキャンドルを楽しみたい方は、ソイワックスがもたらす恩恵は非常に大きいと言えるでしょう。
この記事を通して、皆様がより安心してアロマキャンドルを選び、心地よいアロマライフを送るための一助となれば幸いです。