【デメリットも解説】トップケースは本当にダサい?愛用者が語るメリット・デメリット

にこぞう

トップケースって、便利そうだけど、なんだかちょっと…見た目が気になるんだよね…

あなたは、トップケースに対してそんな風に思っていませんか?

僕も以前は、「バイクの見た目がダサくなるから絶対に付けない!」と思っていました。しかし、2023年6月に思い切ってトップケースを取り付けてから、僕のバイクライフは劇的に変わりました。

結論から言うと、トップケースは一度使ったら後戻りできないほど便利です。

この記事では、見た目が気になっていた僕が、なぜトップケースを手放せなくなったのかを、メリット・デメリットの両面から正直にお伝えします。記事を読み終える頃には、あなたのトップケースに対する見方が、きっと変わるはずです。

目次

トップケースは「バイクの不便さ」を解消してくれる救世主

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最初は『ダサい』と思っていた

バイクツーリングは楽しい。しかし、それは「手間との戦い」でもありますよね。

  • 朝の出発準備に手間取り、渋滞に巻き込まれてしまう
  • 重いジャケットやヘルメットを、目的地で手持ちしなければならない。
  • 僕が乗るNinja 650のようにタンデムシートが小さいバイクは、シートバッグを固定しても荷物がずり落ちないか不安になる。

僕も以前は、そんなバイクの不便さに悩まされていました。特に、ツーリング先で重いプロテクター入りのジャケットを羽織り続けるのは疲れるし、かと言ってシートバッグの固定に毎回時間を取られるのも面倒でした。

そんな僕がトップケースに対しては「見た目がダサくなるから絶対に付けない」と思っていた一人です。

しかし、トップケースを取り付けてみて、わかったことがあります。

「見た目以上に、毎日のバイクライフが劇的に変わる」ということです。

この記事では、僕がなぜトップケースにハマり、手放せなくなったのかを、メリット・デメリットの両面から正直にお伝えしていきます。

2023年6月から愛用!トップケースのメリット5選

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一度使うと、もう戻れない

「見た目が…」と渋っていた僕が、トップケースを愛用するようになったのは、その便利さを知ってしまったからです。ここからは、僕が実際に感じたメリットを5つご紹介します。

1. 圧倒的な積載量アップ

トップケースを取り付ける最大の理由は、やはり積載量の向上です。

ヘルメットはもちろん、レインウェア、冬場の防寒着、ツーリング先で買ったお土産まで、とにかく何でも詰め込めます。特に、季節や時間帯に合わせてクリアシールドとミラーシールドを使い分けたい時など、かさばる小物も気にせず持ち運べるのは大きな利点です。

2. 荷作り・準備が圧倒的に楽になる

ツーリングバッグは、後部座席にアタッチメントで固定する必要があり、毎回その手間がかかります。この固定作業がストレスの根源であり、特に朝の出発時は致命傷になりかねません。

一方、トップケースはあらかじめ土台(ベース)を取り付けておけば、ケース本体をカチッとはめるだけです。

特に、朝の出発時など、頭がボーっとしている時間帯に手間取ることがなくなりました。出発までの時間が短縮され、精神的なストレスも大幅に軽減されます。ツーリング前の出発準備でごたつきたくない人には、まさに必須のアイテムと言えるでしょう。

3. 荷物に対する安心感(高い防犯性)

トップケースの防犯性能は、ツーリングバッグと比較すると圧倒的に高いです。

ツーリングバッグは、ファスナーを開ければ簡単に中身を取り出せますし、固定しているアタッチメントもハサミなどで切られてしまう可能性があります。

一方、トップケースは、バイクのリアキャリアに頑丈に固定されているため、ハサミなどで簡単に外すことは不可能です。また、開閉には鍵が必要なので、日中の駐車場でも安心してバイクから離れることができます。

4. 突然の雨でも安心

突然の雨でも、トップケースなら心配無用です。

ハードケースなので、水が中に染み込むことはありません。ツーリング終わりにサッと拭くだけで済みます。

ツーリングバッグは雨が降り始めたら、専用の防水カバーを被せる必要がありますが、必ずしもすぐにバイクを停められるとは限りません。突然の雨にはめっぽう弱いですが、トップケースであれば雨が降ってもお構いなしに走り続けることができます。

5. 身体的な負担が減る

トップケースがあれば、リュックやウエストポーチを身につける必要がありません。

荷物を背負って運転すると、肩や腰に負担がかかりますが、トップケースがその役割を担ってくれます。体への負担が軽減されることで、長距離ツーリングもより快適に楽しめるようになります。

買ってから後悔したくない!トップケースのデメリット3選

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メリットだけじゃない!知っておくべきこと

トップケースは本当に便利なアイテムですが、購入してから「思っていたのと違う…」と後悔しないよう、デメリットについても正直にお伝えします。

1. やっぱり気になる「見た目」

GIVI

正直なところ、トップケースは好みが分かれるアイテムです。

「バイクの美しいフォルムが損なわれる」「なんだかダサい…」と抵抗を感じている人も多いでしょう。僕も昔はそうでした。昔ながらの丸みを帯びた黒一色のトップケースは、バイクによってはアンバランスに見えてしまうのも事実です。

しかし、全てのトップケースがそうではありません。最近では、エッジの効いたスクエアなデザインや、カーボン調の素材を使ったものなど、スタイリッシュなモデルが増えています。バイクのデザインに調和するものを選べば、見た目の印象は大きく変わります。

また、実際に使ってみると、その便利さに手放せなくなり、次第に見た目にも愛着が湧いてきます。「ダサい」と思っていたはずが、いつの間にかそれがバイクの自然な姿に思えてくるから不思議です。

2. 初期費用が少し高価

トップケースは、頑丈さや防水性、利便性の反面、ケース単体でもそれなりの値段がします。さらに、容量が大きくなるほど本体価格も上がります。

そして、注意したいのが、トップケースだけを購入してもバイクに設置することはできなという点です。取り付けには、以下の3つのパーツが必要になります。

必要な3つのパーツ
  1. フィッティング
    • バイクの車種に合わせた取り付け用パーツ
  2. ベース
    • トップケース本体を取り付けるための土台
  3. トップケース本体

これらをすべて揃えると、予想以上に初期費用がかさんでしまうことを覚えておきましょう。

3. 容量を拡張できない

シートバッグは、朝は小さくしておき、ツーリングの途中で荷物が増えたらバックを拡張することで対応できます。途中で荷物が増えなければ小さなバックのままでツーリングを終えることも可能なので、汎用性が高いと言えます。

一方、トップケースは決まった容量でしか使えません。このようにツーリング途中で容量を拡張することはできないため、常に一定の容量で使い続けることになります。

さらに、このデメリットは自宅での保管時にも影響します。大容量のトップケースを購入すると、使わない時でもそのままの大きさで置いておく必要があるため、省スペース化ができない点も覚えておきましょう。

トップケースの選び方【容量とメーカー】

自前の47Lトップケース
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自分に合ったトップケースを選ぶには?

トップケースは一度買ったら長く使うものです。後悔しないためにも、容量とメーカー選びは慎重に行いましょう。

1. 信頼できるメーカーを選ぶ重要性

トップケースを選ぶ際、真っ先に考えるべきはメーカーの信頼性です。

ケースを取り付けて最も避けたいのは、走行中に外れてしまうこと。万が一、高速走行中に外れてしまえば、後続車や歩行者に当たり、取り返しのつかない大事故につながる可能性があります。

だからこそ、トップケースとしての長い歴史と実績を持つGIVI(ジビ)のような、信頼のおけるメーカーを選ぶことが非常に大切です。GIVIの製品は、バイクの振動や高速走行にも耐える頑丈な作りが特徴です。

また、GIVIのトップケースは、車種を変更しても基本的に使い回せます。車種が変わった場合でも、フィッティングパーツのみを買い替えれば良いため、長期的に見ても経済的です。

2. あなたに合った容量の選び方

容量56L47L56L or 44L58L or 42L46L or 30L
トップケース
シリーズV56 MAXIA4V47シリーズTREKKER ALASKATREKKER OUTBACKTREKKER DOLOMITI
ベースM3/M5/M7M3/M5/M7M3/M5M3/M5/M7M3/M5/M7

容量選びに迷ったら、「大は小を兼ねる」という考え方を参考にしてみてください。

まずは、以下の目安を参考に、自分のバイクと使い方に合った容量を考えてみましょう。

排気量トップケースの容量(目安)
50cc~125cc30L台
250cc~400cc40L台
400cc以上50L以上

排気量が上がるほど長距離ツーリングをする機会が増えるため、目安となる容量も大きくなりがちです。もちろん、400ccのバイクであっても、日常使いがメインなら30Lのケースを選んでも問題ありません。

この表はあくまでも目安です。たとえ小型のバイクでも、ロングツーリングやキャンプツーリングを考えているなら、40L台以上の大容量モデルを選んだ方が後々後悔しません。

僕が使っている47Lのトップケースは、フルフェイスヘルメットが丸ごと収まるほどの大きさです。容量が大きいと、荷物を雑に放り込んでも余裕で入りますし、プロテクター入りのジャケットなども簡単に収納できるので、とても重宝しています。

コンパクトモデル:40L前後

「見た目のバランスも大事にしたい」という方におすすめです。大容量モデルに比べて見た目の圧迫感が少なく、積載量を確保しつつもスマートな印象を保てます。

万能モデル:47L

最もバランスが取れており、多くの方におすすめできる定番モデルです。フルフェイスヘルメットとジャケットがしっかり収まるので、日常からツーリングまで幅広く使えます。

大容量モデル:56L

「大は小を兼ねる」の考えを重視する方におすすめです。キャンプツーリングや二人乗りでの旅行など、とにかく荷物が多くなるシーンで絶大な威力を発揮します。

【徹底比較】GIVIモノキーとモノロックの違いは?

にこぞう

GIVIの2大システム、どっちが自分に合う?

トップケースの購入を検討する際、GIVIの「モノキー」と「モノロック」という言葉を耳にするでしょう。この2つの違いを理解しておくことが、後悔しないトップケース選びには不可欠です。

結論から言うと、多くの方には「モノキー」をおすすめします。 理由は後述しますが、まずはこの2つの違いを、一目でわかる比較表で見ていきましょう。

モノキーモノロック
特徴頑丈で積載重量に優れるコンパクトで軽量
主な用途あらゆる用途に対応小~中型バイク、日常使い向け
積載重量最大10kg最大3kg
価格帯高価安価
互換性モノキー専用のベースが必要モノロック専用のベースが必要

モノキーが選ばれる理由と、おすすめな人

モノキーシリーズは、その頑丈さ高い積載重量から、GIVIのトップケースの代名詞と言えます。

積載重量や安全性を重視する人

最大10kgまで積載できるため、荷物が多いツーリングやキャンプでも安心です。

将来的にバイクを乗り換える予定がある人

GIVIのフィッティングは多くの車種に対応しており、バイクを変更してもトップケース本体を使い回すことが可能です。

大は小を兼ねる考えの人

日常使いはもちろん、いざという時の長距離ツーリングにも対応できる汎用性の高さが魅力です。

モノロックはどんな人におすすめ?

モノロックシリーズは、積載量は3kgと控えめですが、その分軽量・コンパクトなのが特徴です。

  • 小~中型バイク(~125ccなど)に乗っている人
  • ヘルメットやジャケットを一時的に入れておきたいなど、日常使いがメインの人
  • トップケースの導入コストを抑えたい人

モノキーとモノロックには互換性がないため、どちらを選ぶかは最初によく検討しましょう。

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まとめ:それでもトップケースは「バイク乗りの必需品」だ

にこぞう

見た目がダサい?いや、それ以上にメリットが大きすぎるアイテムです

この記事では、トップケースのメリット・デメリットを正直にお伝えしてきました。

メリット
  • 圧倒的な積載量で、荷物の悩みがなくなる
  • 荷作り・出発準備が圧倒的に楽になる
  • 鍵付きで防犯性が高く、荷物への安心感がある
  • 雨でも中身が濡れない
  • リュックを背負う必要がなく、身体的な負担が減る
デメリット
  • 見た目が好みを分ける
  • フィッティングパーツなどで初期費用がかかる
  • 容量を拡張できない

確かに、見た目が気になるという方もいるでしょう。しかし、「積載量が少ない」というバイク最大の不便さを解消できるトップケースがもたらす「快適さ」と「安心感」は、そのデメリットをはるかに上回ります。

僕がトップケースを取り付けてから、もう元には戻れません。トップケースは、バイクの不便さを解消し、ツーリングをより快適で楽しいものにしてくれる、まさに「バイク乗りの必需品」だと言い切れます。

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この記事を書いた人

千葉生まれ千葉育ちの私が、好きなことや気になることをゆるゆると綴る雑記ブログへようこそ! サウナでととのったり、ホロライブに癒されたり、愛車(バイクは大型持ち!)で気の向くままにツーリングに出かけたり…🍻 赤提灯での一杯や、美味しい肴もたまりませんよね。以前は運転が苦手だったんですが、YouTubeのバイク動画に触発されて大型免許まで取得しちゃいました。カスタムよりも、ふらっと旅に出るのが好き。こんな私の日常を気ままに発信していきますので、お気軽に覗いていってください!

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