
法律はないけど、万が一を考えたらライディングシューズ一択。その理由を教えるよ!
「バイクに乗るならライディングシューズを履かなければならない」という法律はありません。しかし、結論から言えばライディングシューズを履く方が圧倒的に良いです。
ライディングシューズは転倒時の安全性と走行中の快適性を前提に作られているため、スニーカーでは決して真似できない性能を持っています。
この章では、ライディングシューズがなぜ必要なのか、スニーカーでは危険な理由を具体的に解説します。安全で快適なバイクライフのために、まずはこの基本から確認していきましょう。
elf(エルフ)シューズが初心者ライダーに選ばれる理由





たくさんのブランドがあるけど、僕がelfのシューズを初心者にすすめるのには理由があるんだ
elfのシューズは、長年にわたり多くのライダーに愛用されてきた信頼性の高いシリーズです。特に初心者ライダーに自信を持っておすすめできるのは、以下の3つの理由からです。
くるぶしを保護する機能や耐久性を持ちながら、日常使いできるほどの履き心地と歩きやすさを実現しています。初めてのライディングシューズでも違和感が少ないのが特徴です。
ライディングスタイルや好みに合わせて選べる、多様なモデルが揃っています。カジュアルなスニーカータイプから本格的なブーツタイプまで、自分にぴったりの一足が必ず見つかります。
elfは長年にわたりバイク用品を手掛けている実績豊富なメーカーです。オイルの分野でも高い評価を得ており、その製品づくりの姿勢がシューズにも活かされています。
【タイプ別】elfシンテーゼシリーズの選び方と特徴



シンテーゼシリーズは種類が多いけど、自分に合った一足を見つけるためのポイントはたったの3つだよ!
シンテーゼシリーズは、ライダーのニーズに合わせて大きく3つのモデルに分かれています。それぞれの特徴を理解することで、あなたにぴったりの一足が必ず見つかります。
- 雨でも安心、快適な透湿防水モデル:WATER PROOF シリーズ
- 履きやすさと“くるぶし”の保護を両立:LOW CUT SNEAKER シリーズ
- 通気性と基本性能を高い:VENTILATION シリーズ
【雨でも安心】透湿防水モデル
このシリーズは、急な雨でも足元を守ってくれる防水仕様が最大の特徴です。ハイカットなので、万が一の転倒時にもくるぶしをしっかりと保護します。
さらに、ただの防水ではなく、シューズ内が蒸れにくい透湿防水設計になっているため、快適性も両立しています。グリップ力も高く、総合力の高い一足と言えるでしょう。
選び方:固定方法の違いで選ぶ
このシリーズにはELS17
とEL014
の2種類がありますが、性能に違いはなく、固定方法のみが異なります。
ELS17
:ダイヤル式のワイヤー固定。ダイヤルを回すだけでフィット感の調整ができ、着脱が非常に簡単です。
EL014
:バックルとマジックテープ固定。2段階でしっかりと足をホールドするため、より強いフィット感を求める方におすすめです。
- 防水設計シューズ
- 泊りがけでツーリングを考えている人
- 万能シューズが欲しい
【日常使いに最適】ローカットスニーカーモデル
「ハイカットやゴツいライディングシューズは苦手…」という方におすすめなのが、ローカットモデルです。一見すると日常使いできるスニーカーのようですが、くるぶしの保護機能はしっかりと備えています。
ツーリング先で観光を楽しみたい方や、普段の服装にも合わせやすいデザインを求める方にぴったりです。
選び方:固定方法の違いで選ぶ
このシリーズもEL016
とEL013
の2種類があり、固定方法が違います。
EL016
:ダイヤル式のワイヤー固定。着脱が簡単で、ハイカット特有の履きにくさを解消します。
EL013
:マジックテープ固定。シンプルで使いやすいモデルです。
- ハイカットシューズ or ゴツいシューズが嫌い
- ツーリング先でも観光を楽しみたい方
- 服装との組み合わせも意識したい
【真夏でも快適】通気性特化モデル
真夏の暑い時期でも足元を快適に保ちたい、という方のために、通気性を追求したモデルです。ベンチレーション機能に特化しているため、風通しがよく、シューズ内の蒸れを防いでくれます。ただし、その分、防水・防寒機能はないため、雨の日や冬場の使用には向きません。
選び方:用途に合わせて選ぶ
EL015
:バックルとマジックテープで固定するモデル。高い通気性を備えながら、しっかりと足をホールドします。
EXA11
:バイクだけでなく車も運転する方向けのモデル。バイクと車、両方で履ける一足を求めている方におすすめです。
- 通気性に特化したシューズを求めている人
- 一日でバイクと車両方運転する事がある人
●補足:「シンテーゼ14」との違いは?
見た目がよく似ている「シンテーゼ14」と「シンテーゼ15」ですが、その用途はまったく異なります。
- シンテーゼ14: 透湿防水モデル。雨にも強く、一年を通して使える万能モデルです。
- シンテーゼ15: 通気性特化モデル。防水性はなく、真夏の暑い時期に特化したモデルです。
となってます。
自分の主な使用時期や、防水性を重視するかどうかで選びましょう!
【選び方をもっと分かりやすく】固定方法とカラーバリエーション
最後に、固定方法やデザインで選びたい方向けに、各モデルの特徴をまとめます。
- ワイヤー式(BOAフィットシステム):
ELS17
、EL016
- ダイヤルで簡単に脱ぎ履きでき、締め付けも無段階で調整可能。
- バックル式:
EL014
、EL015
、EXA11
- しっかりとしたホールド感が特徴。
- マジックテープ式:
EL013
、EL014
、EL015
、EXA11
- 手軽で扱いやすく、調整も簡単。
WATER PROOF | LOW CUT SNEAKER | VENTILATION | |
---|---|---|---|
BOAフィットシステム + マジックテープ | ○(ELS17) | x | x |
バックル + マジックテープ | ○(EL014) | x | ○(EL015) |
BOAフィットシステム のみ | x | ○(EL016) | x |
マジックテープのみ | x | ○(EL013) | x |
紐 + マジックテープ | x | x | ○(EXA11) |
シューズのデザインやカラーは、ツーリングウェアやバイクのカラーとの相性も重要です。
シリーズ | 種類 | カラーリング |
---|---|---|
WATER PROOF | ELS17 | コヨーテ、ホワイト、レッド、ブラック、ミリタリー、グリーン |
⇒3 or 6色展開 | EL014 | ホワイト/レッド、ブラック、グリーン |
LOW CUT SNEAKER | EL016 | ブラック/ホワイト、レッド、ブルー、グレー、ブラック、ホワイト、グリーン |
⇒3 or 7色展開 | EL013 | ホワイト/ブラック、ブラック、グリーン |
VENTILATION | EL015 | ブラック、グリーン |
⇒2 or 3色展開 | EXA11 | ホワイト/ブラック、ブラック、レッド |
ELS17
とEL016
: タウンユースでも履けるデザインなので、カラーバリエーションも豊富。服装や好みに合わせて選びやすいのが特徴です。- その他: 万人受けするカラー展開が中心なので、服装とのミスマッチは起こりにくいでしょう。
【レビュー】シンテーゼ14を徹底インプレッション



ここからは、僕が実際にシンテーゼ14を履いて感じた、リアルな感想を包み隠さず話していくよ!
シンテーゼ14は、多くのライダーが選ぶ定番モデルです。2年以上愛用している僕が、そのデザインから走行性能まで、忖度なしで徹底レビューしていきます。
見た目・デザイン


まず感じるのは、その頑丈でゴツい作りです。各所にプロテクターが内蔵されているため、ある程度の重厚感は避けられません。
「ハイカットは好きだけど、ライディングシューズ感が全面に出ているのは苦手…」と感じる方もいるかもしれません。しかし、このゴツさこそが、ライダーの足を守るための信頼の証でもあります。安全性と引き換えに得られるデザインだと考えれば、むしろ頼もしく感じられるでしょう。
履き心地と歩きやすさ


● 履き心地
フィット感は非常に良好です。僕の経験上、elfのシューズは日本人の足に馴染みやすい作りだと感じます。普段履いている靴と同じサイズで違和感なく履けました。フィット感は運転のしやすさに直結するため、購入前にサイズをしっかり確認しましょう。
● 歩きやすさ
シューズ裏が厚くしっかりとした作りなので、着地の感覚はスニーカーと比べると硬く感じます。ツーリング先で少し歩き回る程度であれば全く問題ありませんが、長時間のウォーキングや登山には不向きです。
実際の走行での使用感


● シフト操作は慣れれば無問題
足全体が厚めに作られているため、シフト操作時の足裏の感覚は少し鈍くなります。特にシフトダウンの際に、少し踏み込みすぎてしまうことがあるかもしれません。しかし、これはすぐに慣れる程度の問題です。数回操作すれば、ちょうど良い踏み込み加減が自然と身につくので、心配は無用です。
● 雨風に強いタフな性能
防水性を謳っているだけあり、雨天時の安心感は抜群です。走行中に雨に降られても足が濡れることはなく、運転に集中できます。また、真冬のツーリングでも走行風を感じにくいため、つま先がかじかむこともありません。透湿防水機能のおかげで夏場でも蒸れにくく、ほぼ一年を通して活躍してくれる万能な一足です。
● 2年使って実感した驚きの耐久性
写真は2年ほど使用した僕のシューズです。使用感は出ていますが、靴底や表面に大きなヘタリや劣化は見られません。


これほど高耐久なシューズなら、教習所時代から購入しても後悔することはないでしょう。長期間使えるので、結果的にコストパフォーマンスも非常に高いアイテムです。


ズバリ!メリット・デメリット


メリット
- 想像以上の高耐久性
2年以上使用してもヘタリがなく、長く使い続けられる安心感があります。 - 足を守る高い安全性
プロテクター内蔵の頑丈な作りで、万が一の転倒時も足を守ってくれるという感覚があります。 - 天候を気にしない万能性
防水性と防風性を備えているため、急な雨や冬の寒さでも足元の心配がありません。
デメリット
- 見た目のゴツさ
プロテクター内蔵のハイカットモデルゆえ、スマートさを重視する人には好みが分かれるかもしれません。 - 脱ぎ履きに少し手間がかかる
バックルとマジックテープを外す必要があるため、頻繁に脱ぎ履きする際は少し面倒に感じることもあります。ただし、一度履いてしまえば気になりません。
シンテーゼ14はどんなライダーにおすすめ?


シンテーゼ14は、以下のようなライダーに特におすすめできる一足です。
- 安全性を最優先したい初心者ライダー
- 急な天候の変化にも対応できる万能なシューズが欲しい方
- 一つのシューズを長く大切に使いたい方
安全性、耐久性、そして防水性を高いレベルで両立しているシンテーゼ14は、あなたのバイクライフを力強くサポートしてくれるでしょう。
まとめ:elfシューズで安全・快適なバイクライフを!



この記事が、あなたにぴったりの一足を見つける手助けになれば嬉しいです!
ここまでお読みいただきありがとうございます!最後に、この記事で伝えたかったポイントを3つに絞ってまとめます。
- 安全への投資
スニーカーと違い、ライディングシューズはあなたの足元を守るための「安心感」という最高の装備です。妥協せずに、ライディング専用のシューズを選びましょう。 - あなたのスタイルに合う一足が必ず見つかる
防水、ローカット、通気性など、elfシンテーゼシリーズには多様なモデルが揃っています。この記事を参考に、自分にぴったりの一足を探してみてください。 - 僕のイチオシはこれだ!
ライディングシューズは安くない買い物なので、複数足揃えるのは大変です。どんな環境下でも対応できる万能な一足が欲しいなら、ELS17
をおすすめします。
突然の雨にも対応でき、ワイヤー固定式なので脱ぎ履きの手間も軽減できます。 もし、もう少し出費を抑えたいならば、僕自身も使っているEL014
も非常におすすめです。機能性はELS17
と全く同じで、固定方法が違うだけなので、価格と好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
ライディングシューズは、あなたのバイクライフをより安全で快適なものにしてくれます。ぜひ、この記事を参考に自分にぴったりの一足を見つけて、最高のツーリングに出発しましょう!
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