一度履いたら手放せない!RSタイチ「クイックドライ カーゴパンツ」の愛用レビュー

にこぞう

「バイク専用のズボンなんて、本当に必要?」かつての僕もそう思っていました。4年間このパンツを履き潰して分かったことがあります。

ライディングパンツは、バイク用品の中でも後回しにされがちな地味な存在です。僕も最初は「ジーパンで十分だろ」と思っていましたが、実際に専用品を履いてみると、その快適性と安心感に驚かされました。

RSタイチのクイックドライ カーゴパンツは、僕のような旅好きのサラリーマンライダーにとって、手放せないツーリングウェアになっています。

この記事では、4年間ツーリングで履き続けた結果の本音を語っています!

目次

4年履いて確信。RSタイチ クイックドライ カーゴパンツが手放せない理由

バイク専用パンツの最大の恩恵は、実は丈の長さにあります。普通のズボンでバイクに跨ると、十中八九裾がずり上がり、くるぶしが剥き出しの状態になります。

くるぶしの露出は、冬場は体温を奪う元凶になりますし、何より走行風が当たってスースーする感覚が、一度気になるとずっと落ち着かないものです。

クイックドライカーゴパンツは、乗車姿勢を前提に少し長めに設計されているため、ステップに足を載せた状態でもくるぶしを完璧にガードしてくれます。

また、立ちゴケなどの不意の転倒時にも、地肌が露出しているのと布一枚あるのとでは、怪我の深さが全く違います。くるぶしまでしっかり覆われている安心感があるからこそ、僕はロングツーリングでも集中して走り続けることができるのです。

【注意】直穿きは非推奨。必ずインナーを挟む理由

にこぞう

「クイックドライ」という名前から、夏場に素肌でサラッと履けるイメージを持つかもしれません。でも、正直に言います。僕は数回の試行錯誤の末、直穿きをやめました。

これからこのパンツを買おうとしている人に、僕が4年間守り続けている運用のルールがあります。それは、季節を問わず必ずインナーを挟むことです。

理由はシンプルで、膝プロテクター収納部のメッシュ生地が肌に直接触れると、ザラザラ…とした独特の履き心地を肝心ます。1日300kmを超えるようなロングツーリングでは、この小さな刺激が無視できないストレスに変わることもあります。

汗をかいた時の生地の張り付きも、インナー一枚で劇的に改善されます。クイックドライ性能を120%活かして快適に走るなら、このパンツはインナーとのセット運用が僕の中での正解です。

プロテクターポケットのザラつきの正体

このパンツの裏側、特に膝プロテクターを収納するポケット部分はメッシュ構造になっています。

先ほど触れた通り、プロテクター収納部のメッシュ生地は、膝を曲げ伸ばしするたびに肌と擦れます。インナーなしで長時間過ごすと、このザラつきが気になってツーリングを楽しめなくなる可能性すらあります。

人によっては耐えられるかもしれませんが、快適さを求めるライダーにとっては、インナー一枚のレイヤリングがツーリングの質を大きく左右してきます。

汗のベタつきを最小限に抑える方法

クイックドライという冠がある通り、このパンツは非常に乾きやすい素材です。しかし、真夏に大量の汗をかいた際、地肌に直接この生地が触れていると、どうしても特有の「ピタッ」とした張り付き感が生まれてしまいます。

ここでインナーを一枚挟むことで、汗を素早く吸い上げ、パンツとの間に空気の層を作ってくれます。 パンツ自体の寿命が変わるわけではありませんが、自分自身の「快適さの寿命」をツーリングの最後まで維持するためには、この組み合わせが欠かせません。

1週間の長距離ツーリングで証明。クイックドライの名は伊達じゃない

にこぞう

千葉から長野、岐阜、そして北陸へ。1週間の大遠征で、このパンツの「復帰力」に何度も助けられました。

以前、1週間の休みをもらって、千葉から長野 ⇒ 岐阜 ⇒ 富山・石川 ⇒ 岐阜に戻りそのまま南下して千葉に帰宅する長距離ツーリングを敢行しました。

雨に降られ、汗にまみれながら毎日走り続ける旅路でしたが、そこで確信したのは、このパンツの速乾性能の凄まじさです。旅の途中、ホテルのコインランドリーで洗濯をして、翌朝にはまた走り出さなきゃいけない。

パンツの生乾きは言わずもがな不快であり、ツーリングの朝一番からテンションがだだ下がりです。このパンツはコインランドリーの乾燥機を使えばあっという間に乾燥します。

生乾きの不快感や匂いを一切気にせず、毎日さらりとした肌触りで出発できる。旅を止めない復帰力こそが、クイックドライという冠を持つこのパンツの真価であり、貴重な休日を最大限に楽しむための武器となります。

気温で使い分ける無双ゾーンと限界突破の境界線

にこぞう

3シーズン対応という言葉を鵜呑みにしてはいけません。4年履いたからこそ、快適に走れる境界線を教えます。

このパンツは非常に優秀ですが、万能ではありません。僕が4年間であらゆる天候を経験した結果、快適に過ごせる気温の境界線が見えてきました。

基本的には15℃から28℃あたりが無双ゾーンで、この範囲内ならこれ以上ないほど快適に走れます。しかし、それを超えたり下回ったりした時には、それなりの覚悟と対策が必要になります。

快適すぎる15℃〜28℃(無双ゾーン)

春や秋のツーリングシーズン、この気温域ではクイックドライの通気性と防風性が最高のバランスを発揮します。適度に風を通しながらも冷えすぎず、走っていて「あぁ、気持ちいいな」と素直に思える一着です。

街乗りからちょっとした遠出まで、何も考えずにこのパンツを手に取ればいい。その安心感が、4年間愛用し続けている最大の理由かもしれません。

下着まで湿る30℃超えの真実(限界突破:夏)

真夏のツーリングでは、クイックドライと謳っていても、30℃を超えれば限界は来ます。お尻にかいた汗が一滴残らず下着に吸収され、びしゃびしゃになるのは、もはやバイク乗りの宿命です。

このパンツはそこからのリカバリーが早いのが特徴です。バイクを降りて休憩している間や、走り出してからの走行風で、湿り気が引いていくのが実感できます。

不快な時間を最小限に抑えてくれるという意味で、真夏でもこのパンツを選ぶ価値は十分にあります。

10℃以下の冬は「オーバーパンツ」が生命線(限界突破:冬)

逆に冬場、10℃を下回ると走行風が容赦なく熱を奪っていきます。どれだけインナーを厚くしても、このパンツ一枚で冬を越すのは無謀と言わざるを得ません。

僕はここで無理をせず、迷わずオーバーパンツを重ね着します。このパンツをベースに、気温に合わせて着こなすのが、賢いライダーのやり方です。

安全性を高めるための最後の一手間

にこぞう

付属のプロテクターで満足していませんか?自分の体を守るために、プロテクターのアップデートを推奨しています。

クイックドライカーゴパンツには標準で膝プロテクターが付いていますが、正直に言います。これはかなり心許ない作りです。

ペラペラのソフトタイプで、万が一の転倒時に頼れるかと言われると、不安を感じずにはいられませんでした。 攻める走りはしませんが、不慮の立ちゴケや事故は誰にでも起こり得ます。

だからこそ、自分の体は自分で守る。そのために、ロテクターのアップグレードを行いました。

膝プロテクターをCEレベル2へ交換推奨

このパンツ購入後すぐに、別売りのCEレベル2認証プロテクターに差し替えました。厚みも強度の信頼感も格段に上がり、履いた時の安心感が全く違います。

(画像右側の標準プロテクターを見てもわかるように、ペラペラで事故の際にはあまり頼れないと感じます)

交換しても見た目のシルエットが大きく崩れることはありませんし、重さも気になりません。数千円の投資で得られる心の平穏は、何物にも代えがたいものです。

腰横のプロテクターも忘れないで

実は腰回りにもクッション材が入っていますが、ここも防御力を高めることができます。交換すると少し腰回りがタイトになりますが、転倒時に真っ先に地面を打つ場所でもあるので、ここも強化しておくのが正解です。

デフォルトでクッション材が付属してきますが、ペラペラのパッドです。これならあってもなくても変わらないのでは?と思うレベルです。

【結論】このパンツを「買うべき人」と「スルーすべき人」

にこぞう

最後に、4年履いた僕が考える「このパンツが最高の相棒になる人」の条件をお伝えします。

このパンツは非常にバランスの取れた名作ですが、全てのライダーに最適というわけではありません。僕が4年間、春夏秋冬、そして日本各地をこのパンツで走り抜いてきた経験から、「こういうスタイルの人なら絶対に後悔しない」という基準をまとめました。

買い!な人

このパンツの最大の武器は「旅の継続性」と「気負わないスタイル」です。もしあなたが、単なる移動手段としてではなく、バイクと一緒に過ごす「時間そのもの」を楽しみたいと考えているなら、間違いなく最高の相棒になります。

  • 「旅」を愛し、連泊ツーリングを楽しみたい人
    • 洗濯のしやすさと圧倒的な速乾性は、旅先での大きなアドバンテージになります。

  • バイクを降りた後のシルエットを気にする人
    • 裾に向かって少しタイトになる設計なので、ライダーにありがちな野暮ったさがなく、スタイリッシュに見えます。

  • 「万能な一着」を長く使い倒したい人
    • 撥水性能も意外と持続し、4年経っても一線で活躍してくれる耐久性があります。

スルーすべき人

逆に、用途や好みがハッキリしている人にとっては、このパンツの器用貧乏な側面がデメリットに感じるかもしれません。自分のバイクライフに照らし合わせて、以下の点に当てはまるなら再検討をおすすめします。

  • 何も考えず「同じ色」のウェアばかり買ってしまう人
    • 上下カーキで揃えると、鏡を見て「自衛隊かな…?」と凹むことになります(笑)。手持ちのジャケットとの「色被り」だけは意識して選びましょう。

  • 極寒の冬や酷暑の夏専用を探している人
    • このパンツはあくまで「3シーズン」が主役です。特定の一時期しか乗らないのであれば、専用品を選んだ方が幸せになれます。

まとめ:クイックドライカーゴパンツは「システム」で着こなせ

にこぞう

4年間、僕のバイクライフを足元から支えてくれたクイックドライカーゴパンツ!これからも履き続けます!

このパンツは、単体で完璧なアイテムではありません。適切なインナーを組み合わせ、時にはプロテクターを強化し、気温に合わせてオーバーパンツを重ねる。

そうやって自分なりの工夫をして初めて最高の相棒になります。

裾が上がって足首がスースーする違和感から解放され、洗濯の心配をせずに遠くまで走りに行ける自由。このパンツがもたらしてくれるのは、そんな気負わないバイクライフです。

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この記事を書いた人

千葉生まれ千葉育ちの私が、好きなことや気になることをゆるゆると綴る雑記ブログへようこそ! サウナでととのったり、ホロライブに癒されたり、愛車(バイクは大型持ち!)で気の向くままにツーリングに出かけたり…🍻 赤提灯での一杯や、美味しい肴もたまりませんよね。以前は運転が苦手だったんですが、YouTubeのバイク動画に触発されて大型免許まで取得しちゃいました。カスタムよりも、ふらっと旅に出るのが好き。こんな私の日常を気ままに発信していきますので、お気軽に覗いていってください!

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