
ライディングウェア、メーカーを揃えるのには理由がある。
新しい季節の始まりは、新しいウェアへの物欲が刺激される時期です。
僕自身、このたびオールシーズンジャケットを購入しました。これまではフルメッシュジャケット(夏用)とウィンタージャケット(冬用)の2種類で凌いでいましたが、秋の寒暖差に対応するため、ついに「3シーズン目」のギアに手を出したわけです。
この記事では、僕がライディングウェアをRSタイチに統一する理由を深掘りします。なぜ一つのメーカーにこだわるのか?それは、単なるデザインの好みだけでなく、安全と快適性、そして財布に直結する実用的な理由があるからです。
僕がRSタイチを選び続ける3つの決め手



ウェア選びは、快適なツーリングの基本だと思ってる
ライディングウェアは、僕たちライダーの安全と快適性を守る、最も重要なギアです。だからこそ、僕はメーカー選びに一切妥協しません。数あるブランドの中からRSタイチを選び続けるのには、価格やデザインを超えた、確固たる理由があるんです。
決め手1:日本人の体型にフィットする豊富なサイズ展開


ライディングジャケット選びで最も重要なのはサイズ感です。安全に関わるプロテクターの位置はもちろん、長時間着用する際の快適性を大きく左右します。
RSタイチのウェアは、日本人の体型に合うようにサイズが細かく分けられているのが魅力です。Sサイズから3XLサイズまでと幅広く展開しており、僕は自分の体型に合うサイズをストレスなく見つけることができました。
しかも、バイク業界では男性比率が高い中、WSサイズからWXLサイズまでの女性専用サイズも用意されています。これは本当に見事だと感じました。
決め手2:手が届く範囲の価格帯と確かな品質


RSタイチのウェアは、決して「激安」とは言えませんが、手が届く範囲の金額帯で販売されています。しかも、縫製がしっかりしており、多少の酷使にもヘタれない頑丈さを兼ね備えています。
正直、KOMINE製品ほど価格面を頑張ってくれたら嬉しいなと感じてしまうこともあります。しかし、KOMINE製品はマジックテープが弱かったり、使っていくうちに「細かな部分をもう少しこうしてほしい」という不満が出てくるのも事実です。
バイクという趣味自体がお金がかかるため、ウェアに割ける予算は限られます。そんな中で、安全性とデザイン、そして価格のバランスが取れているRSタイチは、安心して「次のウェアもこのメーカーで」と選ぶことができるのです。
決め手3:個人的に好きなデザイン


性能だけでなく、個人的にデザインが好みというのも大きな理由です。バイクから降りた時にも違和感が少ないデザインのものが多く、僕のバイクライフのスタイルに合致しています。
ただ、個人的な願望を言わせてもらうと、もう少しカラーバリエーションを増やしてほしいなという矛盾もあります。ライディングジャケットやパンツは、どうしても黒などの暗めの色合いが多くなりがちです。
個人的には明るい色が好きな人間なので、派手とは言いません。もう少しだけ華やかなカラーリングも展開してくれると、ライダーとしての選択肢が広がって嬉しいなと感じています。
実用性最強!メーカー統一でプロテクターを流用する



メーカーを揃える一番の理由、実はこれなんです!
僕がメーカー統一にこだわる最大の理由は、このプロテクターの流用という実用的なメリットにあります。
一般的に、ライディングジャケットには背中、両肩、両肘の合計5つのプロテクターが必要です。しかし、デフォルトで内蔵されているプロテクターは性能が低いことが多く、安全性を高めるためには上位のプロテクターに別途アップグレードする必要があります。


もし夏用と冬用のジャケットのメーカーが異なると、上位のプロテクターもそれぞれ専用のものを購入し、合計10個も揃える必要が出てきます。これは金額的にもかなりの負担です。
しかも、多くのケースで肘のプロテクターと膝のプロテクターは共通で使われています。つまり、ライディングジャケットとライディングパンツが同一メーカーであれば、プロテクターを流用できる可能性が高く、さらにコストを抑えられます。


メーカーを統一することで、この高価な上位プロテクターを流用できます。ジャケットを購入するたびにプロテクターを買い直す必要がないため、安全性を高めつつ、初期投資を抑えることができるのです。
なぜ今、オールシーズンジャケットが必要だったか?



冬用ジャケットがあるのに、なぜわざわざ買ったの?
すでに夏用と冬用のジャケットを持っていましたが、実は秋のツーリングでは毎年のように服装に悩んでいました。「冬用ジャケットを着るにはまだ暑い」「でも薄着だと朝晩が寒い」というジレンマを解消するため、ついにこの決断に至ったのです。
理由1:ブログ運営者としての責務(と好奇心)


まず一つは、「バイクブログの運営者として、オールシーズンジャケットを一着ぐらい買っておくか」という気持ちです。これまで読者にオールシーズンジャケットを勧めておきながら、自分自身が持っていないのは片手落ちだと感じたためです。
理由2:秋のツーリングには冬用ジャケットでは「暑すぎる」


これが本音であり、最も大きな理由です。
ウィンタージャケットはインナーを取り外してアウターだけで着ることも可能ですが、僕が持っているものは防水加工が施されているため、秋の気温では非常に蒸れます。
真冬であれば高い防寒性で問題ありませんが、暑くて寒い季節である秋には、インナーを外してもなお暑すぎて、適切な服装ではないと感じていました。
オールシーズンジャケットなら、朝晩の冷え込みに対応しつつ、日中の暖かさにも対応できるため、秋シーズンのツーリングで服装に悩むことがなくなります。
まとめ:こだわりのギアが快適なライディングを作る
ウェアのメーカーを統一することは、単なるファッションではなく、プロテクター流用による費用の最適化と安全性の確保に繋がります。
特にRSタイチは、日本人の体型へのフィット感と価格、品質のバランスが優れているため、僕にとって最も信頼できるメーカーです。
新しく購入したオールシーズンジャケットのレビューについては、また別の記事で詳しく紹介させていただきます。これで、秋のツーリングの快適性が格段にアップすること間違いなしです!
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