
冬用ジャケットがあるのに、なぜわざわざオールシーズンを買ったのか?
秋のツーリングシーズン到来に伴い、僕自身、RSタイチのRSJ730(オールシーズンソフトシェルジャケット)を購入しました。
「すでに冬用ジャケットを持っているのに、なぜ?」と思われるかもしれません。実は、秋の寒暖差と、冬用ジャケットの**「防水ゆえの蒸れ」**に悩まされた結果、この決断に至りました。
この記事では、僕と同じようにRSタイチを愛用しているライダー、またはこれからRSタイチで揃えたいと考えているライダーのために、RSJ730オーナーである僕の視点で、厳選した秋冬ジャケット4選を徹底比較します。
特に、「防水の有無」「プロテクターの安全性」「ポケットの実用性」という、ライダーが本当に知りたい実用的なポイントに絞って本気レビューします。
比較の軸!RSJ730オーナーが重視する3つの実用ポイント



僕が妥協できないのは、安全性と快適性、そして財布への優しさだ!
僕が今回、他のモデルと比較する上で特に重視するのは、以下の3つのポイントです。これは、僕がRSタイチのウェアを選ぶ際に最も重要だと考えている基準でもあります。
比較ポイント1:防水仕様の有無と素材の違い


今回あえて防水仕様ではないRSJ730を選びました。これは、「防水仕様=蒸れやすい」という冬用ジャケットでの経験から、蒸れにくさ(快適性)を優先したためです。
仕様 | RSJ730オーナーとしての評価 |
防水仕様(あり) | 大雨にも対応できる安心感がある反面、蒸れやすいリスクがある。 |
防水仕様(なし/ソフトシェル) | 脇のベンチレーションで温度調整がしやすく蒸れにくい。急な雨は不安だが、霧雨程度なら耐えられると予測。大雨にはレインウェア併用が前提。 |
比較ポイント2:プロテクターのレベル


前回の記事でも触れた通り、安全性を高めるため、デフォルトのプロテクターは上位モデルにアップグレードする予定です。比較では、標準搭載のプロテクターが「CEレベル1」か「CEレベル2」かという安全性への初期投資レベルを評価します。
比較ポイント3:ポケットの実用性


ツーリング中の使い勝手を大きく左右するのがポケットです。スマホや財布、サービスエリアの小銭など、ライダーは常にポケットを活用します。ポケットの数、大きさ、そして胸部プロテクターの「流用可能性」にも注目して評価します。
左右のポケットはスマホや財布(長財布は難しい)が入る大きさで十分
厳選4モデル比較!価格・防水・プロテクター早見表



僕が選んだRSJ730を基準に、全モデルをガチ評価していきます!
さて、僕が設定した「快適性(防水)」「安全性(プロテクター)」「実用性(ポケット)」の3つの軸に基づいて、他の4モデルを比較検討していきましょう。あなたが次に選ぶべき一着は、どのモデルのどの機能に価値を見出すかで決まります。
RSタイチの秋冬ジャケット4選を、僕の「実用ポイント」で徹底比較します。まずは早見表で全体像を把握してください。
モデル名(品番) | 特徴的なデザイン | 防水性 | 標準プロテクター(肩/肘) | 価格帯(税込) |
RSJ733 | アノラックスタイル | 防水加工 | CEレベル1 | 37,180円 |
RSJ730(僕の購入品) | ソフトシェルパーカ | なし | CEレベル2 | 36,080円 |
RSJ731 | ストリートスタイル | 防水加工 | CEレベル1 | 36,080円 |
RSJ726 | ミリタリーテイスト | 撥水加工 | CEレベル1 | 39,380円 |
【詳細レビュー】RSタイチの秋冬ジャケット5選を深掘り!



結局、防水性、ポケット、デザイン…細かく見たらどれが一番実用的だった?
早見表で全体像は把握できましたが、ここからは各モデルの具体的な仕様と、僕が実際に見た印象を元に深掘りしていきます。あなたがウェアに求める「こだわり」と照らし合わせながら読んでみてください。
RSJ730:快適性最優先のソフトシェルパーカ(僕の愛用品)
僕が数あるRSタイチのジャケットの中からこのRSJ730を選んだのは、「蒸れにくい快適性」を最優先した結果です。
防水機能をあえて省いたソフトシェル素材と、効果的な両脇のベンチレーションにより、秋の急な気温変化にも対応しやすい点が大きな魅力です。他のモデルと比較する上での基準点として、以下の評価を参考にしてください。
ソフトシェル素材で軽く、蒸れにくさ重視のモデル。両脇部分にベンチレーション機能もあるので、温度調整がしやすい。
防水を捨てて快適性を取ったモデル。ベンチレーション機能のおかげで、秋の寒暖差や日中の急な暑さにも自分で温度調整しやすいのが最大の強み。ポケットの実用性も十分です。
【こんな人にオススメ】
- 快適性(蒸れにくさ)を防水性よりも重視するライダー。
- 街乗りや近郊ツーリングが中心で、小雨程度なら気にしないライダー。
RSJ733:デザインと実用性を両立したアノラック型
このRSJ733は、防水機能を持たせながら、フロントに大きなカンガルーポケットを配置したアノラックスタイルのデザインが特徴です。ハーフジップのような見た目ですが、フロントはフルジップで着脱しやすい工夫がされています。カジュアルなスタイルで、突然の雨にも対応できる安心感が魅力です。
防水仕様でありながら、トレンドのハーフジップ風アノラックスタイルを採用。フロントはフルジップで着脱は容易。
大容量のカンガルーポケットは、ツーリング中の小物を一箇所にまとめたいライダーには最高の機能。防水性も確保されており、デザインの好みで選ぶなら、僕の候補の一つです。
【こんな人にオススメ】
- カジュアルなデザインが好きで、普段使いもしたいライダー。
- 防水機能を必須としつつ、収納力も重視したいライダー。
RSJ731:街乗りにも馴染むストリート防水モデル
RSJ731は、ストリートでの使用を意識したシンプルでスタンダードなデザインが特徴です。防水性とプロテクションを備えつつ、派手さを抑えたルックスは、バイクを降りた後も自然に街に溶け込みます。フードが襟元に収納できるギミックもあり、高速走行時の風のバタつきを防げる実用性が魅力です。
防水性とプロテクションを備えた、シンプルで飽きのこないストリートスタイル。
防水性が確保されているため、天候が不安定な時期も安心。シンプルさゆえに着回しやすく、フードが襟元に収納可能なので、高速走行時のバタつきを抑えられる点が快適性追求の点で魅力的で、これも僕の候補の一つです。
【こんな人にオススメ】
- シンプルで目立ちすぎない、定番デザインを求めるライダー。
- 防水性を求めつつ、フードのバタつきを抑えたいライダー。
RSJ726:こだわりが詰まったミリタリーデザイン
一目で目を引くのが、RSJ726のミリタリーテイスト溢れるデザインです。複数のフラップ付きポケットがジャケット前面に配置されており、ファッション性を高めています。他のモデルよりも首元がしっかり覆われる構造になっているため、デザイン性の高さだけでなく、防寒性も期待できる個性派モデルです。
複数のフラップ付きポケットが特徴的なミリタリーテイスト。撥水加工が施されたオールシーズンパーカ。
他のジャケットには見られない前面の多ポケットデザインはひと目で個性的だと分かります。また、首元が他のモデルより覆われているため、防寒性が高いモデルだと位置づけられます。
【こんな人にオススメ】
- デザインの個性を最優先したいライダー。
- 防寒性を重視し、首元までしっかりカバーしたいライダー。
まとめ:次の一着はこれに決めた!
僕が今回RSJ730を選んだのは、「蒸れにくい快適性」を最優先した結果です。この選択に後悔はありませんが、今回の比較を通して、やはり防水機能とデザイン性を両立させたモデルの魅力も再認識しました。
もし、RSJ730の次に購入を検討するとしたら、候補はRSJ731かRSJ733のどちらかで最後まで迷いそうです。
最終候補 | 選んだ理由 |
RSJ733 モトレック | 大容量のカンガルーポケットによる圧倒的な収納力と、アノラック風のトレンドデザインが魅力。実用性重視で、かつカジュアルなスタイルを求めるならこちら。 |
RSJ731 ストリート | シンプルで飽きのこないデザインが最大の魅力。防水性もあり、フードを収納できるため、高速道路を多用する際の快適性も高い。日常使いのしやすさで選ぶならこちら。 |
RSタイチの秋冬ジャケットは、どのモデルもプロテクターの流用が可能という点で、僕たち愛用者にとって最高の選択肢です。あなたがバイクライフで何を最優先するかによって、最適な一着が見つかるはずです!
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