RSタイチ「モトレックウィンターパーカー」は真冬の最強相棒!【プロテクターの注意点も】

にこぞう

「4選記事」でも触れましたが、僕が1,200kmの極寒旅に選んだのはこれ。冬専用設計が生む『余裕』は、安全に直結します。

冬のジャケット選び迷いますよね。

僕も最初は「何を着れば凍えずに走れるのか」と不安でいっぱいでした。そんな僕が、初めての1着として意を決して購入したのが、RSタイチのRSJ723 モトレックウィンターパーカでした。

結果として、この選択は大正解。気温一桁の高速道路でも、風が服を通り抜けて体温を奪っていくような恐怖を感じることなく、3年以上経った今でも僕の冬のメイン装備として君臨し、「保温に全振りする」という強い意志を感じるこの一着です。

現在は後継のポジションとして「RSJ733」や「RSJ731」といった防水モデルがラインナップされていますが、僕が1,200kmの旅でも迷わずこの旧型(RSJ723)を引っ張り出してきた理由を、実体験ベースで深掘りします。

目次

【動きやすさ】「脇のパツパツ」を解消して安全運転をサポート

にこぞう

「動ける」と「動きたくなる」は別物。冬の厚着による心理的な窮屈さを、このジャケットが取り除いてくれます。

冬のライディングで一番避けたいのが、着込みすぎて「雪だるま」状態になることです。特に、ワンサイズ小さいシャツを着た時のような「パツパツ感」がジャケットで起きると、運転の精度にまで影響を及ぼします。

物理的に体が動かないわけではありません。でも、その窮屈さゆえに、後方確認の際に「ぐいっと曲げるのが面倒だから、これぐらいでいいか…」と、無意識に確認を妥協してしまうのが一番怖い。

このパーカは、前面が開いた特殊なインナー構造を採用しており、脇周りの布の重なりを最小限に抑えています。

170cmの僕が「普段と同じサイズ」を選んだ理由

冬用だからとワンサイズ上を検討する人も多いですが、僕は普段通りのLサイズ(身長170cm)を選びました。理由は腕の長さ。サイズを上げると胴回りは楽になりますが、袖が長くなりすぎてダルい・そして操作性が落ちるのを避けたく、普段と同じLサイズを選びました。

「インナー+ロンT+パーカ」でも余裕のフィット感

真冬はこの装備の上にジャケットを羽織ります。さすがにある程度モコっとはしますが(笑)、それでもハンドルを前後左右に動かす動作や、後方確認の際の「ひねり」にストレスを感じないのは、専用設計の恩恵ですね。

【保温・気密性】「風の抜け道」を許さない、冬専用の断熱構造

にこぞう

冬に全てを捧げた設計。走行風が入り込まない『密閉された暖かさ』が自慢です。

一般的なオールシーズンジャケットは、内側がメッシュ素材でベンチレーション機能(空気の通り道)があります。春と秋はありがたいですが、真冬はそこが「弱点」になり、微かな冷気が侵入することがあります。

一方、このモトレックウィンターパーカの内側は、風を通さない素材で徹底的に密閉されています。暑い時にフロントファスナーを開けても、中がなかなか冷えないほど気密性が高い。これは「保温に特化させている」ことの裏返しでもあります。

冷気をシャットアウトする「アウターの内側」

RSタイチ:オールシーズンジャケットの内側

保温性の秘密はアウターの内側の作りにも、冬を快適に過ごすための工夫が凝らされています。多くのオールシーズンジャケットは、通気性を高めるために内側がメッシュ素材になっており、ベンチレーション機能も備わっています。そのため、ベンチレーションを閉じていても、構造上どうしても気密性が低くなりがちで、首元などから冷気が侵入し、暖かさが逃げやすいのが特徴です

モトレックウィンターパーカーの内側

一方、モトレックウィンターパーカーの内側は、風の抜け道がまったくない素材でできています。もちろん、ベンチレーション機能もなし

この素材が、冷たい風がジャケット内に入り込むのを防ぎ、同時に暖かくなった空気を外に逃がさない。だからこそ、高い保温性が保たれ、寒い冬でも快適なライディングが実現できます。

着ぶくれしない!独自のインナー構造

参照:RSタイチ:ウィンターパーカーのジャケット

一般的なライディングジャケットのインナーとは違い、前面が開いた特徴的なインナー構造を採用しています。これにより、着ぶくれを抑えながらも、中綿を使用した厚手のアウターと合わせて高い保温性を実現。冬の冷気をしっかりとシャットアウトしてくれます。

参照:RSタイチ:オールシーズンジャケットのインナー

高速道路では「フード」を外すのが僕の正解

このジャケットはフードが取り外せます。僕は高速走行時のバタつきが気になるので、完全に外して運用しています。無駄な振動や抵抗をなくすことで、長距離の首の疲れを最小限に抑えています。

フロントファスナーの完璧な防風処理

ファスナー部分からも風が入らないよう防水・防風処理が施されています。1,200km旅の気温一桁の中でも、胸元に冷気を感じることは一度もありませんでした。まさに「自分だけの暖かい空間」を持ち運ぶ感覚です。

【耐久性】3年着てもヘタれない、タイチ品質の「信頼感」

にこぞう

安い買い物ではないからこそ、長く使えることが重要。3シーズン使い倒したリアルな劣化状況を公開します。

「3年も着たら防水やマジックテープがダメになるのでは?」と思うかもしれません。しかし、僕が冬シーズン限定で3年使い込んだ結果、驚くほどヘタれていないことが分かりました。

ファスナーの動きもスムーズ、防水性も健在、生地のほつれもなし。冬の厚着を前提とした設計なので、余計なところに布の面積を割かず、インナーとアウターをファスナーでガッチリ一体化させる構造になっています。

洗濯機で「パワープレイ」しても落ちない防水性能

僕はメンテナンスも豪快です。洗濯機に「ドン!」と入れて普通に洗っています。脱水しても、ジャケットが水を弾き洗濯機の中はビチャビチャ。取り出すと水滴が滴るほど。これは防水性能が一切衰えていない証拠でもあります。これを繰り返すと防水性能は落ちていくと思いますが、防水性能を伝えたく、あえてこのように書いて見ました。

天日干しで「完全乾燥」させる

ビチャビチャのまま外へ持ち出し、太陽の下で完全に乾かします。こんな雑な扱い(笑)を3年続けても、型崩れせず、機能が維持されているタイチの堅牢さには、正直驚かされます。

【実用性】ツーリング中の「使い勝手」を本音レビュー

にこぞう

カタログには『便利』と書いてあっても、実際はどうなのか? ライダー目線での使い心地を語ります。

ポケットの利便性や、休憩中の扱いやすさ。ここは正直、メリットばかりではありません。実際に使って感じた「リアル」をまとめてみました。

ポケットは「小銭・鍵・スマホ」専用と割り切る

左右にポケットがありますが、グローブをしたままでのファスナー操作は正直やりにくい。二つ折りの財布など厚みがあるものを入れると、ライディング中にタンクに当たって気になることも。重いものや大きいものは「箱」に任せ、ここには小物を入れるのが正解。

休憩中の「一体型インナー」との付き合い方

このジャケット、インナーとアウターが袖口のボタンと背中のファスナーで完全に一体化しています。なので、脱ぐときはセットで脱ぐのが基本。(気温がまだ高い秋のシーズンに着ると暑すぎることがあります)

走行先でアウターだけ脱いで温度調整というのは、かなり面倒な作業になります。秋口の調整には向きませんが、真冬の「脱いだらすぐ休憩!」というシーンでは、一体型のほうがスマートです。

【注意点】プロテクター交換で味わった「苦労」と推奨装備

にこぞう

最高の防御力を手に入れるには、少しの苦労が必要。僕が格闘した『プロテクター交換』の舞台裏をお話しします。

モトレックウィンターパーカを100%活用するためには、避けて通れない道があります。それが、標準プロテクターのアップグレードです。

標準搭載のプロテクターは、正直「お守り」程度です。背中のマットはペラペラで、肩・肘も心許ない。僕は即座にCEレベル2にアップグレードしましたが、ここで僕の「不器用さ」が炸裂しました。

硬いプロテクターを「裏返す」時の格闘

一度内側の生地をめくって挿入し、また表に裏返す必要がありますが、硬いプロテクターを入れると布に引っかかって、なかなかひっくり返せない!「向き合ってる?」と格闘しました。不器用を自認する方は、時間に余裕がある時に作業することをお勧めします。

安全を投資で買う!推奨アップグレードリスト

標準搭載のプロテクターは「おまけ程度」と心得ましょう。ジャケットには、肩、肘、背中にプロテクターが標準で付属していますが、残念ながらその性能は高くありません。特に背中には衝撃吸収能力が低い薄いマットが内蔵されているため、おまけ程度です。

胸部

胸部プロテクターは標準では付属していません。

胸には心臓という大切な臓器があります。なので胸部プロテクターは必ず準備しておきましょう。RSタイチからも出ていますが、HYODの胸部プロテクターは耐貫通と衝撃吸収の両方を兼ね備え、脇腹まで覆う設計なので特におすすめです。(僕の愛用品の1つです!)

あわせて読みたい
僕が愛用するHYODの胸部プロテクター!D3O®素材で安全性を徹底追求【レビュー】 胸部プロテクターは、一度買えば一生モノだ みなさんは、胸部プロテクターに何を求めますか? 「少しでも安いもの」「装着が簡単なもの」…もちろん、それも大切です。し...

肩・肘

左:肩プロテクター、右:肘プロテクター

肩と肘にはCEレベル1のプロテクターですがお気持ち程度…

事故の際に身を守ってくれるのはプロテクターしかありません。標準プロテクターは心許ないので、安全性重視ならCEレベル2など、より質の高いプロテクターにアップグレードすることをおすすめします。プロテクターは厚みがありゴツい設計になっていますが、ジャケットに入れる際は少々コツがいります。

肩プロテクター

事故の際に身を守ってくれるのはプロテクターしかありません。標準プロテクターは心許ないので、安全性重視ならCEレベル2など、より質の高いプロテクターにアップグレードすることをおすすめします。プロテクターは厚みがありゴツい設計になっていますが、ジャケットに入れる際は少々コツがいります。

背中

背中には多くの神経が集まっているのでこちらも重要。バックプロテクターもCEレベル2にアップデート推奨です。軽量ながら表面が硬く、万が一の転倒時にも頼りになる衝撃吸収性を備えています。

バックプロテクターにはサイズ展開があります。特に背中用プロテクターは、対応サイズを間違えると安全性が損なわれるため、購入前に必ず確認しておきましょう。でも大半は40サイズを選べばOK。

  • 対応サイズ表(RSタイチ)
サイズ38404348
高さ(cm) x 横幅(cm)38 x 2640 x 3043 x 32.548 x 34
ジャケット
対応サイズ
WS・WM・WLS・M・LXl・XXL3XL・4Xl・5XL
RSタイチ・サイズ表
参考
  • 38:レディースサイズ
  • 40:S・M・Lサイズ
  • 43:XL・XXLサイズ
  • 48:3XL以上サイズ

まとめ:安全を投資で買い、冬の旅を全力で楽しむ

にこぞう

寒さに耐えるだけのツーリングは卒業。装備に頼れば、バイクはもっと楽しくなるぞ!

今回は、RSタイチの「モトレックウィンターパーカ」について、僕の実体験を交えて解説しました。

  • 冬専用設計: 「普段通りのサイズ」でも、インナーとの相性抜群。
  • 圧倒的気密性: フードを外せば高速も快適。脱水できないほどの防水・防風性。
  • 耐久性と安全性: 3年使ってもヘタれず、プロテクター強化でさらに安心。

このジャケットを装備してから、冬の朝の冷え込みが「恐怖」ではなく「心地よい凛とした空気」に変わりました。寒さに気を取られず、目の前の景色やライディングに集中できる。それだけで、ツーリングの価値は数倍に跳ね上がります。

ただし、脱ぐと結構かさばります(笑)。この「冬装備の重さ」をどう解決するかは、僕の旅のもう一人の相棒「GIVIの箱」の話をぜひ読んでみてください。

あわせて読みたい
【レビュー】GIVI V47Nは高い?Ninja 650と1,200km走って分かった「積載の正解」 僕の家の玄関は、靴を3足並べるともうパツパツになるほど激狭なんよね… 狭い玄関で大きな荷物を抱え、窮屈な思いをしながら準備をする。この「余裕のなさ」によるストレ...
【積載レビュー】GIVI V47Nが冬ツーリングの疲労を半分にする理由
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

千葉生まれ千葉育ちの私が、好きなことや気になることをゆるゆると綴る雑記ブログへようこそ! サウナでととのったり、ホロライブに癒されたり、愛車(バイクは大型持ち!)で気の向くままにツーリングに出かけたり…🍻 赤提灯での一杯や、美味しい肴もたまりませんよね。以前は運転が苦手だったんですが、YouTubeのバイク動画に触発されて大型免許まで取得しちゃいました。カスタムよりも、ふらっと旅に出るのが好き。こんな私の日常を気ままに発信していきますので、お気軽に覗いていってください!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次