にこぞう「結局、どの靴が一番長持ちするの?」その答えは、僕の足元にあるボロボロのシンテーゼ14がすべて物語っています。
「バイク用品は高い。だから絶対に失敗したくないし、できることなら少しでも安く抑えたい。」 2022年10月、まだ右も左もわからなかった僕が、期待と不安の中で購入ボタンを押したあの日から、もう40ヶ月(3年以上)が経ちました。
当時、すでに後継モデルのELS17も発売されていましたが、僕が選んだのはあえて旧型。価格も少し抑えられたelf(エルフ)シンテーゼ14でした。「最新じゃなくても、これで十分なんじゃないか?」――そんな節約心から始まった選択でしたが、結果的にそれは大正解でした。
なぜ、数千円を惜しんで選んだはずの「14(およびEL014)」が、今や手放せない相棒となったのか。日々の街乗りから数々のツーリングまで、文字通りボロボロになるまで履き潰した僕が、その実力を忖度なしでレビューします。
【結論】なぜ「迷ったら14」なのか?



3年以上、ノーメンテナンスで使い倒した結論。「高いからこそ、履き潰せる一足を選ぶ」のが一番の節約術。
結論から言えば、シンテーゼ14は「究極の、買い替え不要シューズ」です。2022年10月に購入してから今日まで、実は…一度もこのシューズを洗ったことがありませんし、クリーム等でのお手入れもしたこともありません。(;・∀・)


ただツーリングの後にたまに天日干しをするだけ。そんな「放置」に近い扱いを3年以上続けてもなお、このシューズは「現役」として僕の足を支え続けています。


初期投資こそ約2万円と、スニーカーに比べれば高く感じるかもしれません。しかし、3年半使えば1ヶ月あたりのコストはわずか500円程度。安物を何度も買い換えるより、これ一足を選ぶ方が遥かに合理的で、賢い選択だと言いきれます。
EL014(シンテーゼ14)ですが、後継モデルの登場により、サイズ展開がかなり限定的になっています。もしAmazonや楽天で自分のサイズが残っていたら、「超ラッキーな買い時」です。もしサイズが見つからない場合は、無理にサイズ違いを買わず、在庫が豊富で脱ぎ履きも楽な最新モデルの「ELS17」を検討するのが、失敗しない唯一のルートです。
【メリット】3年半、40ヶ月履き倒して感動した3つのポイント



カタログスペックには載っていない、3年以上連れ添ったからこそ見えてきた「本当の良さ」を3つに絞って解説!
ネット上のレビューでは「防水がいい」「デザインが硬派」といった声が多いですが、3年半という月日を共にすると、もっと本質的な凄さが見えてきます。一見するとボロボロに見える僕のシューズですが、実は今が一番「道具」として完成されていると感じるんです。
最強の耐久性と「馴染み」


3年4ヶ月という月日は、シューズにとっては過酷そのものです。しかし、シンテーゼ14はソールが削れ、表皮が剥げてもなお、現役の剛性を保っています。
新品時の「ガチガチな硬さ」が取れた今は、僕の足の形に完全にフィット。まさに、長い年月をかけて作り上げた「自分専用の特注品」のような履き心地へと進化しました。
かつての硬さが嘘のようにしなやかになり、今では足を通すだけで「あ、これこれ」という安心感があります。
確かなホールド感


シンテーゼ14は、バックルとマジックテープによる強固な2段階固定です。最近主流のボア(ワイヤー)式に比べれば履くのに一手間かかりますが、その分「ガッチリ守られている」という安心感は格別です。
この「ズレない・緩まない」という安心感があるからこそ、数々のツーリングでも、足元の疲れが最小限に抑えられました。
日本人のための「3E」設計


僕の足は、ナイキなどのスリムなシューズだと1.5cm以上サイズを上げないと痛くて歩けないほどの幅広タイプです。 そんな「日本人の足の悩み」を熟知しているのがelf。
このシューズは3Eというワイド設計なので、普段のスニーカーと同じ26.5cmで、厚手の靴下を履いてもどこにも痛みが出ません。
海外ブランドのシューズを無理して履き、ツーリングの途中で足が痛くなって集中力が切れる…そんな経験をしたことがある人にこそ、このゆとりを体感してほしいものです。
夏は蒸れない?冬は寒くない?――4シーズンの本音



「防水モデルは夏に蒸れる」という常識、このシューズには当てはまらないかもしれない。3年半の全季節レポート。
「防水=通気性ゼロ」と思われがちですが、シンテーゼ14に搭載された透湿防水システム「ZONDA(ゾンダ)」の実力には驚かされました。
汗が滝のように流れる日はさすがに多少の蒸れはありますが、不思議と不快感で脱ぎたくなることはありませんでした。靴内部の湿気を逃がす透湿性能を、肌をもって実感した瞬間。
防風性は非常に高いです。何度か真冬にバイクに乗りましたが、走行風で足先が冷えて寒いと思ったことは一度もありません。
さすがに足首の上から水が入るような豪雨は別ですが、通常の雨なら浸水経験はゼロ。これ一足で全天候カバーできるのは、ツーリングライダーにとって最大の武器になります。
【本音】なぜ他の有名ブランドを選ばなかったのか?



ぶっちゃけ、当時はelfしか知らなかった(笑)。でも、その「無知な僕」が選んだ一足が、最高の大当たり!
今でこそドヤ顔で語っていますが、3年前、僕はRSタイチやゴールドウインといった有名メーカーの名前すら知りませんでした。きっかけは、YouTubeで「バイク大好きフォアグラさん」が紹介していたのを見たこと。ただそれだけです。
「バイク用品は高い。一度買ったら2足目は当分買えない。」 そう考えていた初心者の僕は、「一足で何でもできること(大は小を兼ねる)」を最優先にしました。
- 安全性を考えて、ローカットではなく足首を守れるハイカット。
- 突然の雨でも困らない防水性能。
- ボア式より少し安いバックル式(少しでも節約!)。
この「全部入り」を求めた結果がEL014でした。無知ゆえの選択でしたが、結果的に40ヶ月後の今でも「これを選んで本当に良かった」と確信しています。
メンテナンスを「しない」という僕のこだわり



靴を洗わないのは、面倒だからだけじゃない。バイクは外で遊ぶもの。汚れていて当たり前、それでも機能するのが「本物」の道具。
「バイク用品は常に綺麗にすべき」という意見には賛成です。でも、現実問題として、アパート住まいで「体を洗うお風呂場で靴を洗う」のにはどうしても抵抗があります。
それに、ガソリンが垂れたり、泥を跳ねたりするのは日常茶飯事。いちいち細かい汚れを気にしていたら、ツーリングを楽しめません。表面の汚れを濡れ布でサッと拭く。それだけで十分120点です。
ただし、「臭い」だけは別です(笑)。
僕はメンテナンスをしない代わりに、以下の2点だけは意識しています。
- たまに天日干しをする
- 消臭剤を活用する
- 特に「魔法の粉」として有名なグランズレメディなどは、長時間履き続けるライダーには必須アイテムです。
【デメリット】あえて書く「ここが気になる」



3年4ヶ月、不満なく愛用してきた。でも、最新モデル(ボア式)を知ってしまった今の僕だからこそ言える「本音」があります。
正直に言いましょう。シンテーゼ14は素晴らしい靴です。でも、もしあなたが「これから数年、この靴と付き合う」と決めているなら、次の2点はあらかじめ覚悟しておく必要があります。
脱ぎ履きの「2段階操作」が、地味に効いてくる


シンテーゼ14は、バックルをパチンと留めて、さらにマジックテープをペタッと貼る「2段階」の固定が必要です。
購入当時は「この一手間が安全の証だ」と自分に言い聞かせていましたし、実際その通りなのですが、ツーリング中にコンビニに寄ったり、お座敷の休憩所を利用したりする際は少々面倒。
数秒の差ですが、これが3年、4年と積み重なると、無視できない「手間の差」になってくるんですよね。
走りに特化した「ゴツさ」


ハイカットで足首をガッチリ守る設計ゆえ、歩くときはスニーカーのような軽快さはありません。
3年半履き込んでかなり柔らかく馴染んだ今でも、やはり「厚底の重厚なブーツを履いている」という感覚は常にあります。
バイクを降りてから長時間歩き回るような観光がメインの人には、少しオーバースペックに感じるかもしれません。
にこぞうの独り言


購入当時の僕は、少しでも節約したくて14を選びました。でも、3年以上履き続けている今の僕が、もし当時の自分にアドバイスできるなら…「長く使うなら、その数千円を惜しまずに最初から最新の17にしておけ!」と言ってしまうかもしれません(笑)。
ライディングシューズとしての性能は14も17も変わりませんが、長く使う道具だからこそ、毎回の「脱ぎ履きの楽さ」は数千円以上の価値があります。少しでも手軽さを優先したいなら、最初からELS17を選んでおくのも後悔しないコツです。
ちなみに、僕が今メインで履いているボア式の最新相棒、シンテーゼ16のガチレビュー記事はこちらです。1,200km走ってわかった14との違いをまとめています!
【まとめ】シンテーゼ14は、こんな人への「正解」
3年以上、ほぼノーメンテナンスで僕の足を守り続けてくれたシンテーゼ14。その耐久性と信頼性は、40ヶ月経った今でも120点満点です。
ただ、正直なところ、今からこのシューズを手に入れるのは少し「運」も必要です。なぜなら、後継モデルの登場でサイズ展開がかなり絞られてしまっているからです。
もしあなたが今、購入を迷っているなら、この基準で選んでみてください。
- (自分のサイズが運よく残っていて)1円でも安くタフな相棒が欲しい!
- 迷わずシンテーゼ14(EL014)を確保。見つけたらラッキーです。
- 迷わずシンテーゼ14(EL014)を確保。見つけたらラッキーです。
- サイズ選びで妥協したくない!『最新の楽さ』を手に入れたい!
- 間違いなく最新のELS17がオススメ。僕も次に買うならこちらを選びます。
バイク用品選びで一番もったいないのは、サイズを妥協して「履かなくなること」です。僕の40ヶ月の汚れと傷が証明している通り、エルフのシューズは「長く履ける」からこそ価値があります。あなたにぴったりのサイズで、最高のバイクライフをスタートさせてください!
「シンテーゼ14以外にも、エルフのシューズには魅力的なモデルがたくさんあります。僕が実際に履き比べて分かった『エルフの選び方』をこちらで詳しくまとめています!」











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