
胸部プロテクターは、一度買えば一生モノだ
みなさんは、胸部プロテクターに何を求めますか? 「少しでも安いもの」「装着が簡単なもの」…もちろん、それも大切です。しかし、僕は「命を守る装備に妥協はしたくない」と考えています。
胸部プロテクターは何度も買い替えるものではないからこそ、最初に最高のものを手に入れるべきです。この記事では、僕が長年愛用しているHYODの胸部プロテクターについて、その魅力とこだわりを熱く語らせてください。
命を守る装備に妥協なし!プロテクターは『一生物』



一番良いものを、ずっと使い続けたい
みなさんは、胸部プロテクターに何を求めますか? 「少しでも安いもの」「装着が簡単なもの」…もちろん、それも大切です。しかし、僕は「命を守る装備に妥協はしたくない」と考えています。
胸部プロテクターは何個も買うものではありません。一つあれば十分なものだからこそ、「一番良いものをずっと使い続けたい」という思いで、僕はHYODの「DYNAMIC PRO D3O CHEST PROTECTOR」を選びました。
【なぜ胸部プロテクターが必須なのか?】


バイク事故で致命傷を負ってしまう割合は、頭部と胸部で7割を占めていると言われています。なぜ胸部プロテクターがここまで重要なのか、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください。


- 頭部:ヘルメットで守る(着用義務あり)
- 胸部:胸部プロテクターで守る(着用義務なし)
ヘルメットと胸部プロテクターは、人体で最も重要な「脳」と「心臓」を守る装備です。どちらも大きなダメージを受けると命に関わります。だからこそ、プロテクターの着用は必須であり、妥協するべきではないのです。
【脇腹まで守るHYODの安心感】


僕がHYODのプロテクターを愛用する最大の理由は、その防御力の高さにあります。多くのプロテクターが胸前面しか守らない中、このプロテクターは横に長い形状で脇腹まで広範囲をカバーしてくれます。
肋骨は事故や転倒で骨折しやすい部位です。体が投げ出されるような事故では、肋骨を骨折するリスクは高まります。胸前面だけでなく、脇腹まで守ってくれるこの安心感は、他のプロテクターでは得られません。
【僕のレビュー】HYOD「ダイナミックプロ D3O® チェストプロテクター」はここがすごい!



この安心感は、一度味わったら手放せない
僕がこのプロテクターを愛用する最大の理由は、「ハードとソフトの両面を兼ね備えている」点にあります。
一般的に、胸部プロテクターは「クッション性による耐衝撃性(ソフト面)」か「硬い素材による耐貫通性能(ハード面)」のどちらか一方に特化していることが多いんです。しかし、このプロテクターは両方の性能を兼ね備えているので、個人的に非常に性能が高いと感じています。
【D3O®素材による圧倒的な衝撃吸収性能】


このプロテクターには、衝撃を受けると瞬時に硬くなる特殊な素材「D3O®」が使われています。分厚いゴムのような感触で、普段は柔軟性があり身体にフィット。しかし、万が一の転倒時には、衝撃を効率よく吸収してくれるんです。写真を見てもわかるように、その分厚さからも、安心感が伝わってきますよね。
【カーボン調ハードシェルによる耐貫通性能】
さらに、プロテクターの前面にはカーボン調の硬い素材が採用されています。これにより、衝撃吸収の「ソフト面」に加え、路面の砂利や破片などによる貫通を防ぐ「ハード面」も兼ね備えています。
転倒時は、地面に何があるかわかりません。砂利や木の枝などの硬い物体が胸に突き刺さるような、最悪の事態も想定すべきです。事故を運任せのギャンブルにする理由はありません。
【広範囲を守る、脇腹までカバーする守備力】
多くの胸部プロテクターが胸部だけを保護するのに対し、この製品は脇腹まで広範囲をカバーしてくれます。肋骨は、転倒した際に意外とダメージを受けやすい部位です。もしヒビが入ったり骨折したりしても、ギプスをすることはできません。治癒を待つのみ。痛みに耐える日常を送る羽目になります。
このプロテクターは、胸全体というよりは、胸とお腹周りを総合して守ってくれるようなイメージです。常に胸元からお腹にかけて守られている安心感は、他の製品では味わえません。
対策できることは徹底的に対策したい。そんな僕の思いに、このプロテクターは応えてくれています。
汎用性も◎!他社メーカーのジャケットでも使える互換性





僕のRSタイチのジャケットでも問題なく使えています
HYODのプロテクターは、防御力が高いだけでなく、汎用性が高いのも愛用している理由の一つです。
このプロテクターは、マジックテープとスナップボタンの2種類の取り付け方法に対応しています。そのため、僕が愛用しているRSタイチのライディングジャケットでも、問題なく装着できています。
メーカーが異なるとプロテクターが装着できないという問題は、胸部プロテクターの着用率が低い一因だと感じていました。しかし、このHYODのプロテクターであれば、多くのライディングジャケットに柔軟に対応してくれます。
僕が愛用しているRSタイチのジャケットはこちらです。


もしジャケットに対応していなくても…


万が一、お手持ちのジャケットがどちらの取り付け方法にも対応していなくても、諦める必要はありません。
RSタイチから発売されている「スナップボタン用のフィッティングベルト」を体に直接装着すれば、スナップボタン式のプロテクターが利用できます。
僕の経験からも、このHYODのプロテクターは、一度も走行中に外れたりしたことはありません。確かな固定力で、安全性をしっかり確保してくれます。
デメリットは『重さ』?僕が許容できるワケ



その重さが、僕に安心を与えてくれる
どんな優れた製品にも、メリットがあればデメリットも存在します。このHYODのプロテクターのデメリットは、他の製品と比べて少しだけ重みを感じることです。
しかし、僕はその重さを全く気にしていません。なぜなら、その重さこそが、このプロテクターの圧倒的な防御力の証だからです。
また、プロテクターの重さが「意外と気にならない」のには理由があります。それは、サイズが合ったジャケットと組み合わせることで、体全体で重さを支えられるからです。ダボダボのジャケットでは重さが一箇所に集中し、肩こりなどの原因になるかもしれません。しかし、適切なサイズ感のジャケットなら、重さが分散され、体全体で支えることができるので大丈夫です。
事実、僕はこれで約1週間のロングツーリングに行きましたが、重さが原因で疲労を感じることはありませんでした。
「防御力」と「安心感」という、僕が最も大切にしているポイントを考えれば、この程度の重さは許容範囲をはるかに超えていると言えるでしょう。
まとめ:防御力と安心感を求めるライダーに最適な選択



価格以上の価値が、ここにある
今回は、僕が愛用しているHYODの「DYNAMIC PRO D3O CHEST PROTECTOR」の魅力についてお伝えしました。
少しお値段は張りますが、その性能は申し分ありません。胸と脇をWでカバーする防御力、そしてハード面(耐貫通)とソフト面(耐衝撃)を兼ね備えたその作りは、他のプロテクターと比較しても頭一つ抜きん出ています。
胸部プロテクターは、頻繁に買い直す商品ではありません。一度購入すれば、長年あなたの安全を守ってくれる、いわば「事故から身を守る保険」です。そう考えれば、このプロテクターの価格は決して高い買い物ではないはずです。
防御力を最重視する方、そして「とりあえず一枚、安心できる胸部プロテクターを買っておきたい」という方には、心からこのプロテクターをおすすめします。
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