RSタイチ「モトレックウィンターパーカー」は真冬の最強相棒!【プロテクターの注意点も】

にこぞう

冬のバイク、何を着て走ればいいか迷うよね…

あなたは冬のジャケットを選ぶとき、何を一番重視しますか?「とにかく暖かいこと」「動きやすいこと」「普段使いもできるデザイン」など、求めるものは様々ですよね。この記事では、これらすべてのニーズに応えるRSタイチの「モトレックウィンターパーカー」を深掘りします。

このジャケットは、RSタイチが唯一展開している冬専用ジャケットです。保温性能・機能性ともに高水準にまとまっており、アウターに中綿を使用するなど、暖かさを逃さない工夫が随所に凝らされています。オールシーズンジャケットのようにベンチレーション機能はなく、「保温に特化させる」という強い意志すら感じます。

筆者も3年以上愛用している、冬の寒さが苦手な人にはぜひおすすめしたい一着です。

目次

3つのポイントで解説!モトレックウィンターパーカーの魅力

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人気の秘密はここにあった!

モトレックウィンターパーカーが多くのライダーに選ばれるのには、明確な理由があります。ここでは、その魅力を3つのポイントに分けてご紹介します。

【保温性①】着ぶくれしない!独自のインナー構造

参照:RSタイチ:ウィンターパーカーのジャケット

冬のライディングで一番避けたいのが、モコモコに着ぶくれて動きにくくなることですよね。着込み過ぎて脇がパツパツになり、動きが制限されると、運転にも支障が出てしまいます。

参照:RSタイチ:オールシーズンジャケットのインナー

このパーカーは、一般的なライディングジャケットのインナーとは違い、前面が開いた特徴的なインナー構造を採用しています。これにより、着ぶくれを抑えながらも、中綿を使用した厚手のアウターと合わせて高い保温性を実現。冬の冷気をしっかりとシャットアウトしてくれます。

【保温性②】冷気をシャットアウトする「アウターの内側」

モトレックウィンターパーカーの保温性の秘密は、インナーだけではありません。アウターの内側の作りにも、冬を快適に過ごすための工夫が凝らされています。

多くのオールシーズンジャケットは、通気性を高めるために内側がメッシュ素材になっており、ベンチレーション機能も備わっています。そのため、ベンチレーションを閉じていても、構造上どうしても気密性が低くなりがちで、首元などから冷気が侵入し、暖かさが逃げやすいのが特徴です

RSタイチ:オールシーズンジャケットの内側

一方、モトレックウィンターパーカーの内側は、風の抜け道がまったくない素材でできています。

モトレックウィンターパーカーの内側

もちろん、ベンチレーション機能もありませんこの素材が、冷たい風がジャケット内に入り込むのを防ぎ、同時に暖かくなった空気を外に逃がしません。だからこそ、高い保温性が保たれ、寒い冬でも快適なライディングが実現できるのです。

筆者の体感としては、暑いからといってフロントファスナーを開けても、気密性が高いためあまり涼しくはなりません。これは、保温性が高いことの裏返しとも言えるでしょう。

【機能性】防風・防雨もバッチリ!冬の悪天候にも負けない

急な雨や雪にも対応できるよう、このジャケットは優れた機能性を備えています。アウターは防水素材を使用しており、さらにジッパー部分にも防水処理が施されているため、防風・防雨性能はバッチリです。

筆者は3年以上愛用していますが、走行風がジャケットの中に入ってきて寒いと感じたことはありません。袖口や襟元から風が入りにくい作りになっており、真冬でも走行風をほぼ感じずに快適なライディングを楽しめます。

【デザイン】普段着にも馴染むスタイリッシュなパーカー

バイク用ジャケットは、機能性重視でデザインがイマイチなことも…。しかし、このパーカーは普段着としても使えるほどスタイリッシュなデザインが魅力です。バイクを降りた後も、街中で違和感なく溶け込めます。フードは走行中にバタつかないように固定できる仕様になっているなど、バイク用としての配慮も忘れていません。

購入前に知っておきたい注意点とおすすめの対策

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後悔しないために、デメリットも知っておこう!

モトレックウィンターパーカーは非常に優れたジャケットですが、購入前に知っておくべき注意点がいくつかあります。これらを理解しておけば、より満足度の高い買い物ができるはずです。

真冬向けだから秋は暑い!着こなしの工夫が必要

このジャケットは「保温に特化」しているため、気温がまだ高い秋のシーズンに着ると暑すぎることがあります。

  • 対策:
    • 冬が近づくまでは、インナーを速乾性のある薄手のTシャツなどにすることをおすすめします。
    • 気温に合わせて、ジャケットのジッパーを開けて温度調整をするなどの工夫が必要です。

プロテクターの安全性は大丈夫?アップグレードがおすすめ

標準搭載のプロテクターは「おまけ程度」と心得ましょう。このジャケットには、肩、肘、背中にプロテクターが標準で付属していますが、残念ながらその性能は高くありません。特に背中には衝撃吸収能力が低い薄いマットが内蔵されているため、「おまけ程度」と考えましょう。

肩・肘プロテクターはCEレベル2にアップデートしよう

左:肩プロテクター、右:肘プロテクター

肩と肘にはCEレベル1のプロテクターですがお気持ち程度…

事故の際に身を守ってくれるのはプロテクターしかありません。標準プロテクターは心許ないので、安全性重視ならCEレベル2など、より質の高いプロテクターにアップグレードすることをおすすめします。プロテクターは厚みがありゴツい設計になっていますが、ジャケットに入れる際は少々コツがいります。

肩と肘のプロテクターを交換しよう

肩プロテクター

事故の際に身を守ってくれるのはプロテクターしかありません。標準プロテクターは心許ないので、安全性重視ならCEレベル2など、より質の高いプロテクターにアップグレードすることをおすすめします。プロテクターは厚みがありゴツい設計になっていますが、ジャケットに入れる際は少々コツがいります。

背中プロテクターもCEレベル2にアップデートしよう

背中には多くの神経が集まっているので特に重要です。バックプロテクターも同時にCEレベル2にアップデートしましょう。軽量ながら表面が硬く、万が一の転倒時にも頼りになる衝撃吸収性を備えています。

胸部プロテクターは別途準備が必須

胸部プロテクターは標準では付属していません。胸には心臓という大切な臓器があるため、必ず別途準備するようにしましょう。RSタイチからも出ていますが、HYODの胸部プロテクターは耐貫通と衝撃吸収の両方を兼ね備え、脇腹まで覆う設計なので特におすすめです。

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忘れちゃいけない背中プロテクターのサイズ選び

プロテクターにはサイズ展開があります。特に背中用プロテクターは、対応サイズを間違えると安全性が損なわれるため、購入前に必ず確認しましょう。

  • 対応サイズ表(RSタイチ)
サイズ38404348
高さ(cm) x 横幅(cm)38 x 2640 x 3043 x 32.548 x 34
ジャケット
対応サイズ
WS・WM・WLS・M・LXl・XXL3XL・4Xl・5XL
RSタイチ・サイズ表
  • 参考
    • 38:レディースサイズ
    • 40:S・M・Lサイズ
    • 43:XL・XXLサイズ
    • 48:3XL以上サイズ

まとめ:モトレックウィンターパーカーは真冬ツーリングの頼もしい相棒

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自分に合った対策をして、冬のバイクを楽しもう!

今回は、RSタイチの「モトレックウィンターパーカー」について、その魅力から注意点までを詳しく解説しました。

  • 保温性
    着ぶくれしない独自のインナーで、冬の寒さをシャットアウト。
  • 機能性
    防水・防風性能が高く、冬の悪天候でも安心。
  • プロテクター
    安全性を高めるため、標準プロテクターのアップグレードと、胸部プロテクターの別途準備が必須。

このジャケットは、保温性を最大限に高めた「冬専用」設計です。そのため、秋に着ると暑いといったデメリットもありますが、それらを理解し、適切な対策をすれば、真冬のツーリングを快適にしてくれる頼もしい相棒となってくれるでしょう。

この冬は、モトレックウィンターパーカーで、寒さに負けない快適なバイクライフを楽しんでください。

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この記事を書いた人

千葉生まれ千葉育ちの私が、好きなことや気になることをゆるゆると綴る雑記ブログへようこそ! サウナでととのったり、ホロライブに癒されたり、愛車(バイクは大型持ち!)で気の向くままにツーリングに出かけたり…🍻 赤提灯での一杯や、美味しい肴もたまりませんよね。以前は運転が苦手だったんですが、YouTubeのバイク動画に触発されて大型免許まで取得しちゃいました。カスタムよりも、ふらっと旅に出るのが好き。こんな私の日常を気ままに発信していきますので、お気軽に覗いていってください!

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