【正直レビュー】RSタイチのフルメッシュジャケットRSJ351、真夏はこれ一択!

にこぞう

暑くてバイクに乗るのが辛い…

バイクに乗る誰もがそう思うはずです。特に日本の夏は、信号待ちをするだけで汗だくになりますよね。

そんな僕も、今年の5月にRSタイチのフルメッシュジャケットRSJ351を購入しました。

この記事では、実際に着用して感じた「良かった点」から「正直イマイチだった点」まで、忖度なしでレビューします。

このジャケットが、あなたの「夏の相棒」になるかどうか。ぜひ、この記事で確かめてみてください。

目次

このジャケットを【購入した理由】

にこぞう

7年愛用したハーフメッシュからの買い替えでした

今までは、7〜8年前に購入したコミネ製のハーフメッシュジャケットを愛用していました。しかし、長年の使用で袖口のマジックテープが全く機能しなくなり、ついにテープ部分が切れてしまうほど経年劣化が進んでいました。

また、当時は「ワンサイズ大きめでも大丈夫だろう」と安直に考え、普段Lサイズを着ていたにもかかわらずXLサイズのジャケットを購入。少しブカブカなところが正直気になっていました。

「さすがに買い替え時だな」と2024年の秋のツーリングで感じ、その頃から「来年は新しいフルメッシュジャケットを買おう」と決意しました。

最終的にRSタイチを選んだのは必然でした。すでにライディングパンツやウィンタージャケットでもRSタイチ製品を愛用しており、その信頼性は僕の中で確立されていたからです。

ちょうど探していたタイミングでRSタイチからフルメッシュジャケットが発売されたことも、この製品を購入する大きな決め手となりました。そのため、今年の5月に購入に至った、という経緯です。

【見た目】と【デザイン】について

このジャケットは、全体的にシンプルで落ち着いたデザインが特徴です。どんなバイクやパンツにも合わせやすいので、バイクのジャンルを選ばずに着ることができます。

個人的にはフード付きのジャケットも好きですが、このRSJ351にはフードがありません。そのため、見た目が非常にスッキリしており、走行中にフードがバタつく心配もありません。長距離ツーリングの後半戦でフードが重く感じることもないので、体力温存にも一役買ってくれます。

僕は今回カーキを購入しましたが、グレーやブラックといったカラーリングも展開されているので、好みに合わせて選ぶことができます。

また、縫製に関しては、さすがはRSタイチといったところです。メッシュ生地なので「破れやすいかも?」と少し心配していましたが、かなりしっかりとした作りになっており、耐久性も高そうです。

【安全性】プロテクターについて

にこぞう

標準装備はありがたいが、万が一を考えると…

肩・肘・背中のプロテクター

このジャケットには、肩、肘、そして背中にプロテクターが標準装備されているのは嬉しいポイントです。しかし、安全性を第一に考えるなら、アップグレードを強く推奨します。

CE Lv.1ソフトタイププロテクター

特に背中のプロテクターは、正直なところ「プロテクター」というよりは薄いクッションパッドという認識の方が適切かもしれません。

CE Lv.2肩プロテクター

肩と肘には、CEレベル1のソフトタイププロテクターが内蔵されています。もちろん、プロテクターがないよりは段違いに良いのですが、万が一のことを考えると、より保護性能の高いCEレベル2のプロテクターに交換するのが賢明でしょう。

プロテクターをアップグレードすると、ジャケット全体の重さは増します。しかし、サイズが体にしっかり合っていれば、その重さは体全体で支えられるため、意外と気になることはありません。僕もアップグレード後も、快適な着心地で着用できています。

胸部プロテクター

胸部プロテクターに関しては、残念ながら別途自分で用意する必要があります。

ここは致し方ない点ですが、命に直結する部位なので、必ず装着しましょう。頭はヘルメットの装着が義務付けられていますが、胸部は任意です。しかし、万が一の転倒時には最悪、死に直結する可能性もあります。肩・肘・背中を守ることは大切ですが、胸部も必ず守るようにしましょう。

同じRSタイチ製で揃えるもよし、スナップボタン式の他メーカーのプロテクターを準備するもよし。

TRV069 クロスレイ チェストプロテクター
  • 広範囲をしっかり守りたい人向け。
  • ソフト面とハード面の2つの観点からガードできる構造で、高い保護性能を求める人におすすめです。
TRV063 テクセル チェストプロテクター
  • 軽量で通気性に優れているのが特徴。
  • とにかく涼しさや軽さを重視する人におすすめです。
TRV067 TECCELLセパレート チェストプロテクター
  • 左右分割構造で、体の動きにしっかりフィット。
  • 快適な着用感と動きやすさを重視する人におすすめです。

【着心地】と【通気性】について

にこぞう

風をダイレクトに感じる最高の通気性

このジャケットの最大の魅力は、これ以上ないほどの通気性の良さです。フルメッシュジャケットなので当然ですが、走行中は腕、脇、胴体全体から空気が入り込み、風をダイレクトに感じることができます。

背中側もメッシュ生地になっているので、入ってきた空気がそのまま後ろに抜けていき、通気性はまさに抜群の一言です。特に、シャツに清涼スプレーをかけておけば、その冷たさがダイレクトに伝わり、最高の涼しさを味わえます。

一方で、着心地については注意が必要です。フルメッシュのため、生地が直接肌に当たると、人によっては少しザラザラとした肌触りが気になるかもしれません。夏場に長袖を着るのは辛いので、僕は半袖Tシャツとアームカバーを併用しています。こうすることで肌触りの悪さを解消でき、バイクを降りた後もアームカバーを外して半袖になれるので快適です。

当初は春や秋でも使えるのではないかと考えていましたが、正直厳しいと感じました。以前のハーフメッシュジャケットでは、中に長袖パーカーを着れば温度調整ができていましたが、このジャケットは春やナイトツーリングでは肌寒いレベルです。それほど通気性が高いということの裏返しでもありますが、このジャケットは真夏日専用と割り切るのが良さそうです。

【残念な点】正直イマイチだったところ

にこぞう

妥協点を知っておくことが大切です

購入前に知っておくべき、このジャケットの「正直イマイチだった点」を3つ挙げます。

標準装備のプロテクターはアップグレードが必須

肩、肘、背中のプロテクターは標準装備されていますが、安全性を考えるとアップグレードは必須です。特に背中プロテクターは薄いパッドなので、過信は禁物です。

肩のポーチはあまり実用的ではない

サイトでは「バイク降車後にスマホや財布を入れて身軽に携帯できる」と記載がありますが、正直なところあまり使い勝手はよくありません。小さすぎるため使える場面が限られます。また、走行中は別のショルダーバッグなどに貴重品を入れているので、出番はほとんどありませんでした。

肌触りが気になる場合がある

フルメッシュの生地は、直接肌に当たると少しザラザラとした感触があります。夏場に半袖で着用する場合、アームカバーなどを併用して肌への刺激を和らげる工夫が必要です。

シーズンが限られる

高価なライディングジャケットですが、その高い通気性ゆえに着用できるのは真夏日だけと割り切る必要があります。春や秋の肌寒い時期には、中に何を重ね着しても寒さを感じてしまいます。

6. 【まとめ】こんな人におすすめ!

にこぞう

用途を割り切れば、最高の夏の相棒になります

この記事では、僕が今年の5月に購入したRSタイチのフルメッシュジャケットRSJ351について、忖度なしでレビューしました。

メリット
  • 圧倒的な通気性
  • シンプルでどんなバイクにも合わせやすいデザイン
  • 標準装備のプロテクター(肩・肘・背中)
デメリット
  • プロテクターのアップグレードが必須
  • 肌触りが気になる場合がある
  • 着用できるシーズンが限られる

「シーズンは限られるし、安くはない。」これがこのジャケットの正直なところです。

しかし、「夏にツーリングを楽しみたい」と少しでも思っているなら、僕はこのジャケットは必ず買った方が良いと断言します。今の夏の暑さは異常すぎます。ハーフメッシュジャケットでは正直厳しい時代になってきました。

真夏はフルメッシュ一択

これに尽きます。僕自身、購入して以来、夏のバイクライフが格段に快適になりました。これまでの記事であなたの疑問が解消され、後悔のないウェア選びができることを願っています。

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この記事を書いた人

千葉生まれ千葉育ちの私が、好きなことや気になることをゆるゆると綴る雑記ブログへようこそ! サウナでととのったり、ホロライブに癒されたり、愛車(バイクは大型持ち!)で気の向くままにツーリングに出かけたり…🍻 赤提灯での一杯や、美味しい肴もたまりませんよね。以前は運転が苦手だったんですが、YouTubeのバイク動画に触発されて大型免許まで取得しちゃいました。カスタムよりも、ふらっと旅に出るのが好き。こんな私の日常を気ままに発信していきますので、お気軽に覗いていってください!

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