RSタイチ「コーデュラライトエアーパンツ(RSY273)」ガチレビュー!真夏34℃の養老渓谷で試した本音

にこぞう

真夏日34℃の養老渓谷でガチ検証!夏専用パンツ「RSY273」は買いなのか?

最高気温34℃を記録する真夏のピークに、千葉県の養老渓谷へ検証ツーリングに行ってきました。「わざわざ夏専用のライディングパンツを買う意味はあるのか?」「高価な専用ウェアで本当に猛暑の走行を乗り切れるのか?」という疑問を解き明かすためです。

愛車のNinja650で酷暑の中を走り込み、現地で2km散策して見えたのは、カタログスペックだけでは分からない圧倒的な快適性と、同時に見えてきた生々しいデメリットでした。

この記事では、RSタイチの「コーデュラライトエアーパンツ(RSY273)」の実走レビューから外観のディテール、手持ちの「クイックドライカーゴパンツ」との比較まで包み隠さずお伝えします。真夏の暑さや排熱に悩むサラリーマンライダーは、ぜひ参考にしてください。

目次

レビュー記事作成のためツーリングを敢行

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真夏の養老渓谷で、夏専用ライディングパンツの実力をガチ検証してきたぞ!

久しぶりのツーリングということもあり「せっかくならガッツリ走ろう」と企画を立てました。行き先に選んだのは千葉県の養老渓谷。決行日は8月9日、まさに真夏のピークです。果たしてこんな猛暑日に、夏専用のライディングパンツは本当に効果を発揮するのか。いくら夏専用とはいえ、酷暑の太陽の下では意味がないのではないか。これは絶好の検証機会だと胸が高鳴りました。

自宅のある市川市でお天気アプリを開くと、予想最高気温は34℃。真夏専用ライディングパンツの効果を確かめるには、これ以上ないお膳立てです。果たして「わざわざ夏専用のパンツを買う意味があるのかどうか?」この記事を通して、読者の皆さんが自分に必要な装備かどうかを判断できる生データを盛り込みました。ぜひ最後までチェックしてください。

結論…夏専用のライディングパンツを買うべきか

先に結論をお伝えすると、夏専用ライディングパンツの導入は大いに「アリ」です。さすが夏専用を謳うだけのことはあり、酷暑の中でも圧倒的に快適にツーリングへ臨むことができました。

注意点は、真夏は半袖半ズボンで外に出ても暑いシーズンです。長袖のライディングジャケットに長ズボンのライディングパンツというバイクの安全装備を固めれば、どんなに生地が薄かろうとバイクに乗る以上、ある程度の暑さは避けられません。

「じゃあ暑いならわざわざ買う理由がないじゃん!」と言われそうですが、走行中や休憩時の「快適性の質」が根本から異なります。夏用パンツは生地が極限まで薄く作られているため、着用時の引っかかりがなく、動きやすさがバツグン。生地が薄いほど熱がこもりにくく、走行風による排熱効果も跳ね上がります。真夏を快適に乗り切るには、この「生地の薄さ」が必須条件になります。

ちなみにですが、僕は真夏にジーンズを履いてバイクに乗るのが本当に嫌いです。生地が厚くてパンツ内の排熱が追いつかず、ずっと熱い温度が保たれてしまうからです。ジーンズを履いて駅まで小走りした時を想像してみてください。パンツ内が汗でビシャビシャになり、湿度が上がって不快感が500%増しになります。ジーンズは一度湿ると非常に乾きにくく通気性が最悪なズボンです。中で汗をかくと高い温度がずっと維持され、結果的に身体がクールダウンする時間を完全に奪われてしまいます。

常に炎天下に晒されるライダーにとって、「生地が薄い専用ライディングパンツを履くこと」は、熱中症を防ぎ体力を温存するための非常に理にかなった選択でもあるのです。

コーデュラライトエアーパンツ(RSY273)の実地レビュー

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実際に履いて走り込んできたから、良いところも悪いところも語るよ! 

実際に真夏の養老渓谷まで走り込んできたので、このパンツの詳細な使用感を語ってみようと思います。

カタログスペックだけでは分からない、実際の着心地や走行中の快適性、使い勝手の良し悪しを深掘りしていくので参考にしてください。

総合評価

夏の暑さ対策・熱中症対策を本気で考えているなら、「コーデュラライトエアーパンツ(RSY273)」を検討する価値は大いにあります。一言で表すなら「薄い!軽い!動きやすい!⇒ 結果として涼しい!」。夏にツーリングへ出かけるなら、絶対にこのライディングパンツを履いていってほしいと胸を張ってオススメできる1着です。 

着心地・動きやすさ(股関節・膝の動き、長距離負荷)

結論:着心地 △ / 動きやすさ ◎

まず着心地からお伝えすると、このライディングパンツを素肌に直に履くことはオススメしません。ライディングパンツ全般に言えることですが、膝プロテクターを仕込むためのポケット裏地がメッシュ素材になっており、直肌だとザラつき感の原因になります。

動きやすさに関しては申し分ありません。生地が薄いため履きやすく、軽やかで歩行時も快適そのものです。今回、現地で「粟又の滝〜金神の滝」の往復約2kmの散策ルートを歩きましたが、足の曲げ伸ばしが引っかかるような感覚は一切ありませんでした。(真夏に2kmも歩きたくはなかったですが、検証のために気合いで歩きました!)

快適性(走行中 vs 止まった時の差、プロテクターのバランス)

結論:快適性 ◎

快適性は文句なしに最高です。今まで真夏のツーリングも同じRSタイチの「クイックドライカーゴパンツ」で凌いできましたが、もう以前の環境には後戻りできません。

「真夏は絶対にコーデュラライトエアーパンツで走る」と心に決めたほどゾッコンになりました。走行中もパンツを透過して風を感じることができますし、生地が薄いおかげで体が火照ってしまうタイミングを大幅に遅らせることができます。

走っている間にしっかり身体を冷やしておける(=涼しさ貯金ができる)ため、止まった時の体調管理が圧倒的にラクになります。

ただし、薄生地ならではの弱点もあります。それはバイクからの「エンジン排熱」を感じやすいこと。僕の愛車はNinja650で、普段はシーズン問わず排熱を意識したことがないのですが、このパンツではバイクの生暖かさを感じました。

ニーグリップを強くすると熱が伝わりやすいため、直線道路などのニーグリップがそこまで不要な場面では、下半身に少し余裕を持たせて排熱を逃す工夫をすると快適です。

特に夏場において危険なのは「身体の芯が温まりきってしまうこと」です。僕はサウナが好きでランニングも趣味にしているため、身体の火照りや深部体温の変化には敏感な方だと自負しています。

身体の芯まで熱が通ると、その後のクールダウンには時間を要します。表面だけを急冷してもダメなのです。夏専用パンツを履くことで身体の芯が火照るタイミングを後ろ倒しにできれば、同じ休憩回数でも残存体力が全く違いますし、1回の休憩での回復量も大きく変わってきます。

使い勝手(脱ぎ履き、洗濯のしやすさ、プロテクターの入れ替え、裾めくり)

結論:使い勝手 ◎

脱ぎ履きはかなりスムーズです。手持ちのクイックドライカーゴパンツと比べても、生地自体が薄くしなやかな分、RSY273の方が足通りが良く履きやすく感じました。

お手入れも非常にラクで、帰宅後にプロテクターを取り外したら洗濯機にドボンと入れるだけでOKです。薄手生地のおかげで乾くのが圧倒的に早く、洗濯後にたたむ際もコンパクトに収まるのが魅力的です。パンツを裏返して行うプロテクターの出し入れも、生地の柔らかさのおかげで引っかからずスムーズに行えます。

実用・デザイン性(撥水、見た目の自己評価)

結論:実用性 ◎ / デザイン性 △

実用面で困るシーンはありませんでした。脱ぎ履きしやすいのはもちろん、裾めくりも容易にできます。ツーリング先の養老渓谷では綺麗な清流があったため、裾をサッと捲り上げて水に足を浸して涼を取りましたが、これが最高に快適でした。

デザイン面に関しては、カラーリングがグレーとブラックの2種類しかなく、選択肢が狭いのが少々残念なポイントです。バイクという趣味の年齢層を反映して落ち着いた配色になっているのだと思いますが、個人的には暗いトーンだけでなく、夏に映える明るいバリエーションも増えてくれると嬉しい限りです。

コーデュラライトエアーパンツ(RSY273)の構造とディテール

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実際の見た目やポケットの作りなど、細部のディテールを画像付きで解説するよ!

ここからは「コーデュラライトエアーパンツ(RSY273)」の具体的な作りや機能面について、実物の写真を交えながら細かくチェックしていきます。

実際に手にとって分かったウエストアジャスターの仕様やポケットの深さ、裏地のメッシュ構造など、購入前に知っておきたいポイントをまとめました。

外観・ウエストアジャスター・価格

今回僕が購入したのは「LIGHT GRAY(ライトグレー)」のBMサイズ(定価:税込17,380円)です。落ち着いたトーンのグレーで、どんなライディングジャケットにも合わせやすい質感になっています。

ウエスト周りにはベルト通しはなく、片手でカチッと簡単に着脱できるバックル式のアジャスターベルトが採用されています。直感的に無段階調整ができるため、ツーリング先で食後に少しウエストを緩めたい時などにも非常に便利です。

ポケットの配置と収納力

ポケットはフロントに左右2箇所、ヒップ部分に左右2箇所の合計4箇所が配置されています。フロントポケットはかなり深めに作られており、裏地は全面が高通気のメッシュ素材になっています。

裏地をメッシュにすることで、ポケット部分が二重生地になっても通気性を損なわない徹底した工夫が施されています。ヒップポケットの右側には「TAICHI」の立体ロゴが刻印されており、右下には耐久性を誇る「CORDURA」のタグがあしらわれています。

裾周りの調整機能とリフレクター

裾部分にはライディングパンツらしい実用的な機能が備わっています。裾の外側には夜間の視認性を高める縦長のリフレクター(反射板)が配置されています。

さらに裾口にはボタン式のアジャスターが配置はされていません。ボタンを外すと裾口が広がる仕様となっています。養老渓谷でやったようにサッと裾を膝上まで捲り上げるのも非常に簡単でした。

裏を返せば、逆に、裾口をギュッと絞る事はできません。

内側メッシュと標準膝プロテクターの構造

パンツを裏返してみると、腰周りから膝下にかけて目の粗い広範囲なメッシュ生地が張り巡らされています。これが肌離れの良さと圧倒的な通気性を生み出す構造です。

膝部分の内側には標準装備の膝プロテクターが入る専用ポケットが用意されています。付属しているプロテクターは位置調整が可能な非常に軽量で薄型のタイプです。プロテクター自体にも多数の排熱穴が開けられており、徹底的に「蒸れにくさ」を追求した作りになっていることが分かります。

基本スペックまとめ

コーデュラライトエアーパンツ(RSY273)の基本スペックを一覧表にまとめました。

項目詳細
品番RSY273 コーデュラ ライトエアー パンツ
メーカーRSタイチ(RS TAICHI)
価格17,380円(税込)
素材コーデュラナイロン×高通気メッシュ
プロテクター膝(位置調整可能CEプロテクター標準装備)
カラーLIGHT GRAY(ライトグレー)、BLACK(ブラック)
特徴超軽量・高通気・速乾・高強度コーデュラ素材採用・ウエストバックル仕様

デメリットももちろんあり

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僕が実際に走行して感じた「悪し」の部分も参考にしてほしい!

どんな優れた商品であってもメリットばかりではありません。欠点や短所をしっかり理解してこそ、初めてその商品の本当の価値が判断できます。

「悪し」の部分を事前に把握しておくことで、「買って後悔した」というリスクを激減させることができます。僕が真夏日の中で実際に走り込んで感じたデメリットを正直にお伝えします。

標準プロテクターは頼りない

防御

僕は普段からRSタイチのギアを愛用していますが、標準装備されている膝プロテクターだけは不満があります。非常に軽量で通気性が良い反面、万が一の転倒時を考えるとかなり頼りなく感じてしまいます。個人的には「標準プロテクターは無しでいいから、その分1,000円でも2,000円でも安くしてほしい」というのが本音です。安全性を第一に考えるのであれば、購入後にCEレベル2の厚手で信頼できるプロテクターへアップデートすることを強く推奨します。

排熱は受け入れろ

夏用ライディングパンツは非常に薄手に作られています。これが涼しさという最大のメリットを生む一方で、時にはデメリットにもなります。3-3でも触れた通り、エンジンから発せられる熱の影響をダイレクトに受けやすくなり、ふくらはぎの内側などに熱気を感じ取ることになります。

ですが、ここはシンプルに「快適性と排熱の引き算」で考えてみてください。

【 走行時の涼しさ + 履きやすさ + 動きやすさ + パンツ内の換気性能 】 − 【 エンジン排熱 】

排熱というマイナス要素があったとしても、それを遥かに超える快適性のプラス要素が存在します。結果としてこの計算式がマイナスになること(=履かない方がマシになること)は絶対にあり得ません。

ロングタイツは必要

ライディングパンツを素肌の上に直接履くことはゴワつきの原因になるため、基本的におすすめしていません。4-4で紹介した通り、膝プロテクターを収納するためのポケットが内側にあり、地肌に直接触れるとメッシュのザラつきで違和感を覚えるためです。

併せて、インナーにロングタイツを着用することで地肌が保護され、エンジン排熱の不快感も最小限に抑えられます。「①ゴワつきの解消」「②排熱の直接ガード」という2つの観点から、インナータイツの着用は必須です。(夏場は汗を拡散してくれる接触冷感タイプが絶対におすすめです!)

クイックドライ カーゴパンツ(RSY258)との比較

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手持ちの2着を分かりやすく比較してみるか! 

コーデュラライトエアーパンツ(RSY273)を購入したことで、僕はRSタイチの夏向けライディングパンツを2着所有することになりました。ここで、それぞれのパンツの特徴を表にまとめましたので、どちらを選ぶべきか気になっている方は参考にしてみてください。

コーデュラライトエアーパンツ(RSY273)クイックドライ カーゴパンツ(RSY258)
得意な季節真夏・酷暑日(7月〜8月特化)真夏・猛暑日(7月〜8月特化)
最大の強み圧倒的な通気性(メッシュ構成)と軽量性高撥水・速乾・降車後も馴染むカーゴデザイン
突然の小雨撥水加工で弾く(濡れてもすぐ乾く)撥水加工で弾く(濡れてもすぐ乾く)
シルエットすっきりとしたスポーティなライディングシルエット普段着に近いカジュアルなカーゴ風
おすすめな人猛暑の高速走行やとにかく涼しさを最優先したい1本で長く履き回したい

真夏ウェアで夏のツーリングをした結果 

ライディングパンツ単体のレビューとは少々話が逸れますが、自分なりに考え得る限りの夏対策を施してツーリングに出かけてきたので、真夏の炎天下を走ってどうだったかのリアルをお伝えします。

結果は……

夏対策をしっかり施しても、暑いものは暑い!

ぶっちゃけ、そりゃそうです。近年の地球の夏は異常であり、「酷暑日」なんて言葉ができるほど厳しい環境だからです。いくら優れたウェアを着たからといって、クーラーの効いた室内のような涼しさになるわけではありません。

ですが、皆さんが知りたいのはそこではないはずです。「暑いけれどツーリングは快適に楽しめるのか?」「また夏のツーリングに行きたいと思えるか?」という点ですよね。これに対する答えは、文句なしに「YES」です。

暑いことは確かですが、真夏専用パンツをはじめとする暑さ対策を正しく施すことで、気持ちよくツーリングに臨むことができます。そして何より、ツーリングが終わった後の体力の残り方がまるで違いました。

以前なら暑さで体力を削り取られ、帰宅後は泥のように眠るしかありませんでしたが、今回のツーリング後は程よい疲労感とともに心地よく夜を迎えることができました。また、夏のツーリングで引き起こしがちだった頭痛も、今回は一切発生しませんでした。

こまめな水分補給や休憩といった当たり前の管理も大切ですが、装備によって身体が芯から火照るのを防げたことが、想像以上の体力温存につながったと実感しています。

まとめ

にこぞう

猛暑を理由に走るのを諦めるのは勿体ない!装備を整えて夏ツーリングを楽しもう!

今回はRSタイチの夏専用ライディングパンツ「コーデュラライトエアーパンツ(RSY273)」を、猛暑日の養老渓谷ツーリングでガチ検証したリアルな使用感をお伝えしました。

「夏専用」と聞くと一見贅沢に思えるかもしれませんが、酷暑の中で身体の芯が火照るのを防ぎ、残存体力をしっかり温存するためには、ジーンズとは比べ物にならないほど強力な武器になってくれます。

エンジン排熱を感じやすかったり、プロテクターの強度にやや不安が残るといった注意点もありますが、インナータイツの併用やプロテクターのアップデートで十分カバーできる範囲です。何より「走行中に下半身を風が通り抜ける圧倒的な爽快感」と「帰宅後の体力の残り方」を知ってしまうと、もう真夏にジーンズで走る生活には戻れません。

限られた貴重な休日、せっかくなら暑さに負けず、安全かつ快適にツーリングを楽しみたいものですよね。猛暑日の走行に不安を感じているサラリーマンライダーの方は、ぜひ夏専用ライディングパンツの導入を検討してみてください!

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この記事を書いた人

千葉生まれ千葉育ちの私が、好きなことや気になることをゆるゆると綴る雑記ブログへようこそ! サウナでととのったり、ホロライブに癒されたり、愛車(バイクは大型持ち!)で気の向くままにツーリングに出かけたり…🍻 赤提灯での一杯や、美味しい肴もたまりませんよね。以前は運転が苦手だったんですが、YouTubeのバイク動画に触発されて大型免許まで取得しちゃいました。カスタムよりも、ふらっと旅に出るのが好き。こんな私の日常を気ままに発信していきますので、お気軽に覗いていってください!

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